【MHXの思い出】各武器のおすすめスタイル+狩り技の紹介
MHXの時点で武器種14種とスタイル4種とてんこもり状態だったのが、さらにスタイル6種に拡張され、合計84通りのパターンが解放されるMHXX。
MHXXから始める人とか、どのスタイルでいけばいいのかわからねーよ! となっちゃうレベルです。
というわけで、MHXで私が各武器でどのスタイルを扱っていたかを書いておきます。
私が扱えない武器である狩猟笛、チャージアックス、ライト/ヘヴィボウガンについては対象外としています。ごめんなさい。
大剣
採用したのは以下です。
- ブシドー
- 絶対回避【臨戦】
ブシドーの安定感が好きで、私はブシドーを採用しました。ただ、流行としては、ギルドスタイル+絶対回避と絶対回避【臨戦】となります。
いずれにせよ、絶対回避【臨戦】は大剣だと外せない狩り技です。大剣の場合、溜まり次第で使い続けると、ずっと白ゲージをキープできますからね。
せめて、【臨戦】とどっちを搭載するか迷うレベルなくらい、大剣の固有狩技が使い物になったらよかったんですけど(白目)
大剣の固有狩技は残念な感じですね。
MHXXでは、大剣もブレイブモードだと「抜刀状態」の立ち回りを問われます。よって抜刀会心を除外した、白疾風一式+ブレイブスタイルを楽しみにしています。
太刀
採用したのは以下です。
- ギルド
- 練気解放円月斬り3
- 絶対回避【臨戦】
正直、特にこだわりがないのなら、ブシドーのほうがいいと思います。
気になったのはブシドーだと気刃斬りの仕様が既存作からかなり変わるので「このブシドー型に慣れちゃっていいのかな?」と悩んでギルド型にしています。
太刀は固有狩技がかなり優秀なので、狩り技2つ積みは便利です。
「練気解放円月斬り」は桜花より地味な扱いを受けやすいですが、意外と使えます。気刃斬りが出し放題になるので、発動中に一気にゲージを赤まであげるのも無理ではなく、圧倒的な安定感をもたらしてくれます。
片手剣
採用したのは以下です。
- ストライカー
- ブレイドダンス2
- 昇竜撃3
- 絶対回避【臨戦】
片手剣はブシドーだと「XXAA」コンボが使えなくなってしまったのが非常に痛く、ブシドーの採用を見送り、ストライカーとしています。
ブレイドダンス2で止めている理由は、3だとモーションが長すぎる論を採用しているからです。まあ、大きな隙に叩き込むのなら、ブレイドダンス2の長さが限界くらいですね。これ以上だと転倒とか、かなり大きな隙を狙うしかないと思うんですけど、それだと狩技の回転が悪くなりますしね。
片手剣はブレイブモードがブシドーの代替によさそうなので、MHXXではブレイブを基本とするかもしれません。
双剣
採用したのは以下です。
- ブシドー
- 獣宿し【餓狼】
双剣で確定したコンセプトとなります。あまりにも決まりすぎていて、書くことないですね(笑)
攻防一体のブシドーの安定性+餓狼の俺Tsueeeeeeeeeee! な爽快感。獲物を屠る、イエーガー!
ぶっちゃけ、ブシドー双剣とギルドスラッシュアックスはバランス破壊しているよね、というくらい、強いです。
ハンマー
採用したのは以下です。
- ギルド
- 絶対回避
- 絶対非回避【臨戦】
ハンマーの選択肢は消去法です。ストライカーとブシドーの操作がいまいち慣れなくて、結果としてギルドになりました。
狩技も同じく消去法です。ハンマーの固有狩技は物足りないものがあって。クロスでは自己強化っぽい狩技が追加されるので、それの性能次第では面白いかもしれません。
ランス
採用したのは以下です。
- ストライカー
- ガードレイジ3
- 絶対回避
- 絶対非回避【臨戦】
ぶっちゃけ、ガード性能+2が切れるブシドーのほうがいいと思うんですけど、これも太刀と同じく、操作感覚が既存作品と大きく異なるので、慣れていいものか悩んでガード性能+2をつけたプレイをしているためです。
回避2種は機動力のないランスにはありがたいと言えばありがたいので、初心者ランサーとしては意外と悪くないと感じています。
ただ、やっぱりガード性能+2は重いですねえ。。。
ガンランス
採用したのは以下です。
- ストライカー
- 竜の息吹3
- 絶対回避
- 絶対非回避【臨戦】
これもランスと同じく、ガード性能+2を切らないための装備ですね。切っていいのなら、ブシドースタイルがいいと思います。
ガンランスはリミッター解除したの? というレベルでブレイブスタイルが弾けているので、MHXXではそちらに乗り換えると思います。
スラッシュアックス
採用したのは以下です。
- ギルド
- 剣鬼形態3
- エネルギーチャージ3
ブシドー双剣と対をなす、MHX性能ぶっこわれスタイルの双璧です。
剣鬼形態+エネルギーチャージで攻撃力が永続1.2倍というちょっと意味不明なスペックとなっております。
ギルドスタイルはA->Aで出せる2連斬りが非常に火力が高く、連発しているだけでDPSがすごいことになります。狩り技3種で絶対回避【臨戦】を組み込めるストライカースタイルもいいのですが、この2連斬りを失うのが痛くてギルドで留めています。
操虫棍
採用したのは以下です。
- ギルド
- エキスハンター3
- 絶対回避【臨戦】
操虫棍は何かの実験台にでもなったのか、各スタイルの操作感覚がかなり変わっているんですよね。最初にブシドーをやったとき、虫が呼び戻せなくて軽くパニックになりました。
各スタイルへの一般的な評価は以下のように感じています。
- ギルド=ド安定
- ストライカー=ちょっと操作が省かれすぎじゃないですか?
- エリアル=2種ジャンプが意外と使える
- ブシドー=うまい人が使うとわりと強いらしい?
エリアルとブシドーはエッジがきいていますが、慣れてくると戦えるそうです。私の場合、今作ではそこまで操虫棍を使い込んでいないので、今までのノリで戦えるギルドにしています。
弓
採用したのは以下です。
- ブシドー
- 絶対回避
弓もMHXだとブシドー以外の選択肢はない状態ですね。
狩技は移動速度・溜め速度アップのアクセルレインが人気ですけど、私は安定性をとって絶対回避にしています。
弓のブレイブスタイルは明確な火力アップになるので、ブシドーとはまた別の選択肢となりえるでしょう。ただ、問題はG級モンスターの攻撃をいなしても大丈夫なのかという点ですね(笑)
ものすごく赤ゲージが出現しそう。。。
【MHXの思い出】作ってよかった二つ名装備たち
もともと、モンハンではいろいろなシリーズの装備を組み合わせて使用するキメラ装備が基本でした。クロス以前の一式装備だと必ずマイナススキルが発生します。それは避けたいので、実質的に一式装備を使用する選択が存在しない状態でした。
しかし!
モンハンクロスでは、わりと一式装備が優秀だったりして、常識が変わっています。
いろいろな一式装備がある中、二つ名モンスターの素材から作る二つ名装備は、様々なスキルがてんこもりで、ばっちりスキル構成が噛み合うものなら、とうていキメラ装備では組めないようなすごい性能を発揮します。
というわけで、今回は一式装備の中でも、作ってよかったと思う「二つ名モンスターの装備」についての、個人的な感想です。
白疾風一式
白疾風ナルガクルガを狩ることで作成できる、白疾風装備です。発動スキルは以下の通り。
- 回避性能+2
- 回避距離
- 超会心
- 達人+3
回避性能+2を積む装備構成を考えると、純火力で白疾風を追い抜く装備って作れないよなー、と思うほどの装備です。
ブシドーを選択すれば回避性能とか不要ですが、ブシドーを使いたくない、あるいはブシドーが使いにくい武器で回避性能を積みたいのなら最良の選択となります。
特に頭おかしいと思う組み合わせは、ギルドスタイルのスラッシュアックス(剣鬼形態・エネチャ)に、レギオス武器をもたせた白疾風一式。すべてのスキルと狩り技と武器種の特性が噛み合わさり、鬼神が降臨します。なんかもう、適当にAボタンを叩いているだけで敵は死ぬ? みたいな。
回避距離がある関係で、常時抜刀が基本と(なりそうな)ブレイブスタイルと噛合せがいい装備です。ダブルクロスでも大活躍するのではないでしょうか。
燼滅刃一式
燼滅刃ディノバルドを狩ることで作成できる、燼滅刃装備です。発動スキルは以下の通り。
- 加護
- 匠+2
- 砥石高速化
- 剛刃研磨
双剣や太刀のような、ブシドースタイルが強力な手数系武器と相性が良いです。
というのも、今回は匠スキルを発動させにくい上に、ほとんどの属性武器は素の状態だと青ゲージからとなっています。
青ゲージと白ゲージの差はわりと大きいので、この装備の匠+2は非常にありがたいです。また、手数武器なので、砥石系の2種スキルとも抜群にあいます。
問題はディノバルドの粉塵集めですかね。
喉や尻尾が黒いときによろけさせると落とす、落とし物からしかゲットできない鬼畜仕様です。いやー、でないときはでなくて、もう笑うしかないですよね。
MHXXでは出やすくなっていると、期待しているんですけど。
宝纏一式
炭鉱夫用。以上。
黒炎王一式
黒炎王リオレウスを狩ることで作成できる、黒炎王装備です。発動スキルは以下の通り。
- 高級耳栓
- 風圧(大)
- 攻撃(大)
- 痛撃
空飛ぶストレス王(笑)こと黒炎王リオレウスを倒すと手に入るのは、ストレスフリー装備の黒炎王一式。
「これから黒炎王を倒したいんだけど、どんな装備がいい?」
「そりゃ黒炎王シリーズだよ」
というジョークが成立するくらいの一品です。
わかりやすい直球の火力スキルが目立ちますが、この装備はストレスフリーを意識した用途のほうが使いやすいと思います。
耐風圧/対咆哮の完全性に加えて、地味に強力だなあ、と思うのは火耐性25。火やられにならない=燃えない=ころりんで消火しなくていい、という利便性。加えて、そもそもの火ダメージが25%カットというありがたみ。火を撒き散らす系の敵に装備していけば、難易度が1ランク下がることうけあいです。
金銀夫妻を同時に相手するイベントクエの演舞繚乱など、咆哮で固められると死亡する狭い区域での2頭同時クエでとても役に立ちました。
荒鉤爪一式
荒鉤爪ティガレックスを狩ることで作成できる、荒鉤爪装備です。発動スキルは以下の通り。
- 高級耳栓
- 早食い
- 抜刀会心
- 破壊王
大剣は初心者向きの武器だと考えると、立ち回りが楽になり、かつ、部位破壊が速い、という初心者向きのスキルセットだと言えます。
とりあえず、大剣を使っているモンハン初心者はみんなこの装備を目指すといいと思います。初心者である私の奥さまも、この装備を愛用しています。便利ですよね。
ただ、早食いはあまりにも便利すぎて、早食いのない状態での立ち回りに悪影響を与えないか心配です。回復薬を使うタイミングを図るのも技術のひとつなので、慣れてきたら早食いから距離を置くのも考えてみてはいかがでしょうか。
荒鉤爪の武器シリーズ
荒鉤爪の武器シリーズは、物理オンリー武器としてはなかなか優秀です。白30、攻撃200で会心+10%ですからね。コンセプトが高いレベルでまとまっています。
もちろん、爆破付きの燼滅刃の武器のほうが優秀ですが、あれ、レアアイテムの粉塵が必要で、集めるのが大変なんですよね。というわけで、荒鉤爪でお茶を濁すのも悪くはないです。
切れ味の白30が優秀です。今回、狩り技の絶対回避【臨戦】で切れ味の延命ができるので、白ゲージが少しでも長いほうが延命時間は確実に伸びるんですよね。
とりあえず、練習用に一本作ってみるか、くらいの軽いノリなら、お試し用として作るのもありではないでしょうか。
グロボブルトゼタ(宝纏のガンランス)
炭鉱夫用。
というのは嘘です。切れ味が悪くて使えないと評判の宝纏の武器シリーズですが、ガンランスはかなり使えます。
グロボの緑ゲージがすさまじい長さのため、実用上、業物スキルがなくても立ち回りが可能です。拡散Lv4(クロスでの最高値)のため、砲撃メインで立ち回ると緑ゲージは弱点になりません。
コンセプトがはっきりとした武器なので、XXで拡散Lv5が開放されると、さらに化けるかもしれませんね。
隻眼Sネコ羽扇
ネコの武器です。
初期状態で「切れ味が白・ブーメラン攻撃力164・会心率5%・毒20」というハイスペックな武器です。この武器のためだけに、隻眼ガルルガを狩る価値がある一品ですね。
白疾風Sネコ手裏剣
こちらもネコの武器。
初期状態で「切れ味が白・ブーメラン攻撃力176・会心率20%」という、物理オンリーのブーメラン武器としては最高スペックの代物です。
白疾風は装備も優秀なので、余った端材で作るといいでしょう。
モンハンXX体験版の各武器ブレイブスタイル雑感
いよいよモンハンダブルクロスの発売日一ヶ月前となり、公式より体験版がリリースされました。
注目株は新スタイルとなる、ブレイブ/レンキンスタイルです。今回、ブレイブスタイルについて、色々な武器で触ってみた雑感を以下にまとめます(ただし、狩猟笛、チャージアックス、ライト/ヘビィボウガンは除外。私が扱えないためorz)
ヘビィボウガン+ブレイブ始めたので、追記しました。
ブレイブスタイルの扱い方
ブレイブゲージを溜めて、MAXになると(主に火力が高い)専用のブレイブ技が使えるようになります。
各武器でいろいろとモーションは異なりますが、基本的なコンセプトはすべて同じで、以下のように動かします。
- 抜刀状態でYボタンを押すと、青いオーラを纏った納刀直前のポーズで1秒ほど止まります。
- その間に攻撃を受けると「いなし」発動で相手の攻撃をかわします
- いなさず、その間に攻撃ボタン(例えばX)を押すと、ブレイブゲージの溜まる特殊な攻撃を繰り出します。
- ブレイブゲージがMAXになるとブレイブ技が使用可能になります。
ポイントはブレイブゲージの溜め方です。いなしや通常攻撃で溜まる量は微々たるものなので、基本的には(Y->X)の納刀直前ポーズからの一撃で溜めます(大剣だと、Yからの溜め3を叩き込むと50%一気にゲットできます)。
ブレイブモードになってなんぼのスタイルなので、非ブレイブ状態では、延々とY->Xを狙うプレイが基本になります。
大剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- 高速強溜め斬り
- 高速強溜め移動切り
体験版の集中スキルなし状態にも関わらず、凄まじい速度で溜め3がぶっ放せるというとんでもないアクションです。
気持ちいいのは「溜め移動切り」です。溜め中にAを押すことで、前にすいーっと(ころりん一回分くらい?)移動して、大剣を振り下ろします。
- モンスターから少し離れた場所から溜め始める
- モンスターの攻撃がすかる
- Aボタンを押して前方移動後に振り下ろす
というのが簡単にできて、非常に気持ちいいです。強溜めだけあって威力もすさまじく、火力は明らかに上がっています。
欠点は、おそらく全武器種で最も納刀をする武器のため、ブレイブモードの納刀の遅さは噛合せが悪いです。ただ、逆に言えば、常時抜刀状態の戦闘スタイルを模索するべきなので、必須スキルであった抜刀(技)からようやく解き放たれるという解釈も成り立ちますね。
太刀
ブレイブモードで追加されるアクションは
- Rボタンの気刃斬りにガードポイントがつき、カウンターできる
- 気刃斬りのコンボが変わる(おそらくモーション値が高い)
- 赤以上の倍率を誇る青い刃が発動する
気刃斬りの強化が目立ちますね。特に気刃斬りのガードポイントによるカウンターは非常に強力です。
加えて、ブレイブなら気刃斬りが終わった後のドヤ顔納刀がなくなったのも非常にありがたいです。すぐにころりんで回避できる快感!
加えて「青い刃」もポイントです。
ブレイブ状態の間、赤よりも倍率の高い青い刃(黄と赤の中間くらいの倍率だそうです)がずっと発動しており、普通に殴っているだけで火力が高いです。なので、ブレイブ発動後も気刃斬りにこだわらず、普通に立ち回るだけで強さが発揮できます。
太刀は白>黄>赤の出世魚方式で、育成に時間がかかります。
ところが、ブレイブスタイルならば、強力な青モードが一発です。しかも、ブレイブモードにはかなりなりやすいときた。これは相当な火力アップになるんじゃないでしょうかね。
問題は、狩技が1つしか積めないことでしょうか。太刀は狩技が優秀ですからね。
片手剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 攻撃後に「X+A」の飛び込み切り
となります。キーを入れた方向にかっとんでいく技です(バク転専用の技に見えますが、実はそうではなく、キーを入れるとどの方向にもかっとびます)。
火力特化の技というより、立ち位置を変えることで延々とモンスターに張り付くことを想定した技となります。正直なところ、かなり玄人志向で、直接的な強さは感じない技です。
ただ、片手剣のブレイブは「XXAA」が使える点が大きいです。ブシドーだと死亡しているので、いなしをジャスト回避の代わりとみなし、ブシドーの代用品として使うにはいいかもしれません。
双剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 攻撃後に「X+A」で真鬼人乱舞
- 抜刀攻撃と「X+A」が鬼人突進連斬
- 「R」ボタンの鬼人ダッシュの最初にガードポイントがついている
ただの鬼人強化状態じゃねーか! という感じもしますが、このモードはハンターズノートによると、鬼人強化(ブレイブ)になるそうです。何が違うのか、あまりよくわからないのですが(笑)、ブレイブゲージの時間下落だけ気にしていればいいので、鬼神ゲージの減少/蓄積を気にしなくてもいいメリットがあります。
新アクションとして、非ブレイブ状態から使える鬼人ダッシュという、Rでショートダッシュする技が追加さています(2ころりんくらいは動いていそうで、けっこう走ります)。
ブレイブスタイルは納刀に時間がかかる関係上、納刀>ダッシュがやりにくいので、抜刀状態で使える鬼人ダッシュを駆使して敵に貼りつけ、というのがカプコンからのメッセージでしょうか。
気になるのは、双剣が太刀と同じく青色になっているので、モーション値に倍率が入っているのかな? という気もしますが、こちらは検証班のアナウンス待ちです。
双剣は攻防一体のブシドーが完成の域に達しているので、それを超えるほどの火力の高まりがあるのか、という点がポイントでしょうか。
ハンマー
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- 溜め攻撃後の溜めが、強溜めになる
- 強溜め後の攻撃が、真溜めになる
それぞれ溜め攻撃のモーション中にRを押しておくと、そのまま次の溜めに移行します。
ハンマーはかなりプレイ感覚が変わっているので、違いをまとめておきます。
- Y->Xで「武器出し攻撃」が撃てる
- XXXが不可でXXで止まってしまう(ホームランができない)
- 溜め3がなくなり、溜め1>溜め1>溜め2のような感じ
最初、Y->Xはホームランかと思っていたのですが、武器出し攻撃(納刀からX)と同じモーションのようです。
興味深いのは、強溜め、真溜めですね。
強溜めは、1段階しかないようで、ぴょんとジャンプするアッパーかち上げになります。
真溜めは、2段階あるようで、即時発動ならスピーディなスタンプ、2段階目なら、狩技のメテオをコンパクトにしたような技を打ちます。個人的には、真溜めは即うちのコンパクトスタンプが隙が少なくて良さげです。
これら新しい溜め技はスタン値がめっぽう強いようで、イヤンクックが物凄い勢いでピヨります。いよいよ、スタンの元祖本職としての復権が始まるのでしょうか。
ランス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- X+Aでガードポイントのある盾弾き攻撃をします
え、これだけ? という感じですが、タイミングさえあえば何でも弾いているようなので、ガード力はかなり高いのかもしれません(といっても、まだたいしたもの弾いてませんが)。
どちらかというと、ブレイブ発動そのものより、MHXで猛威を振るっていた「十字払い」をY->Xでいつでも出せるのがポイントの可能性があります。こちらの十字払いを駆使して、火力を出せということでしょうか。
当初、強化は盾のみ(笑)という感じでしたが、使ってみると、意外と無視できない性能でびっくりしました。
まず、スタン値が高い。イヤンクックだと4発ほど頭を勢い良く叩くとスタンしていました。
4発って。
出が早いのもあって、頭の位置が低いモンスターだったら、わりと簡単にスタンが取れるでしょうね。
興味深いのは、盾を挟むとコンボがリセットされるようで、突き突き盾突き突き盾突き突き盾と延々とコンボがつらねられることです。もちろん、一撃ごとに前に進んでいくので、どこかでバクステしないとダメなんですけど。
あと、盾は減気効果も強そうで、さらに結構ひるんでいるのでモーション値も高いんじゃないか、という印象もあります(印象だけですけど)。だとしたら、なんでもありの完璧兵器(防御までできる)がここに爆誕。
もう槍を捨ててシールドで戦えば? という性能の可能性まであります。
ガンランス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- X攻撃後、砲撃連発(連発回数の数に比例して攻撃力アップ)
- リロード後、振り下ろし>フルバーストのコンボ
- 竜撃砲の溜め時間短縮
ブレイブスタイルはガンランスのためにあるんだよ! と言わんばかりの大幅な性能強化が施されました。
リロード後の振り下ろし>フルバーストが非常に噛合せがよく(玉補充>玉打ち尽くし>玉補充>玉打ち尽くし>玉補充)、フルバーストってこんなに連発できたっけ(錯乱)? というレベルです。
さらに、そのリロードには発動時ガードポイントまでついていますからね。もうなんなんだよと。全部盛りかよと。
ガンランスは拡散一強状態でしたが、ブレイブスタイルにより通常にも光が当たりました。竜撃砲が狙いやすくなったので、放射にもワンチャンあるかもしれません。そういう意味ではいい調整ではないでしょうか。
スラッシュアックス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- X攻撃後、Rボタン連打によるガチャガチャ変形攻撃
- X+Aの属性解放が2連発
単純に火力アップな感じです。ブレイブスタイルでオミットされた技も、なにかあったっけ? というレベルなので、通常通り立ち回りながら、火力アップも狙える、という具合に仕上がっています。
ただ、問題は狩技がひとつしかないことですね。
スラッシュアックスのバ火力は、剣鬼形態+エネチャの噛合せあってのものなので、狩り技装備がひとつというのはなかなか、難しいのではないかと思います。
倍率1.2+会心30%アップを超えるのって、厳しいですからね。
なんて言いつつ、XXだとそれら狩技が弱体化されている可能性もなくはないです。いくらなんでも強すぎますからね。
剣鬼形態+エネチャのコンボがパワーダウンすれば、あるいはブレイブモードも選択肢としてはありになるかもしれません。
操虫棍
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 虫がプレイヤのアクションと連動して攻撃する(らしい)
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
正直、虫が一緒に戦っていてくれていたのか、と記憶をたどっても、自信がありませんね。なんか、うろうろしながら浮いていただけのような気もするし、モンスターに体当りしていたような気もするし。
そんなレベルです。虫が強くなったら、なにか有為な結果(時間短縮とか)があるかもしれませんが。
どちらかというと、スライドステップがぬるぬる動けて、敵の攻撃を捌くのに都合がよく、こちらのほうが貼り付きを基本とする操虫棍とは噛合せが良かったです。
操虫棍は、片手剣同様、ブシドースタイルに癖がありすぎるんですよね。ブシドーの虫が戻せないという制限は、かなり重い。一方、ブレイブスタイルには制限がほとんどないので(納刀待ち状態からじゃないとジャンプできないくらい)、ブシドーの代替品として個人的に期待しています。
弓
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 剛射が1発だけではなく、2発うてる
- B2回でスーパーバックステップができる
- 棒立ちだと溜め時間が短くなる
弓の素晴らしいところは、ブレイブモードへの移行のしやすさ。Y->Rが長距離からの狙撃なので、かなり簡単です。非ブレイブだと剛射が使えませんが、まあ、さっさとブレイブになれ、ということですね。
ブレイブ状態だと剛射が1発増えるので、3連撃が可能となり、DPSのすさまじい向上が期待できます。ただ、その分、隙も大きくなるので、何も考えずにばんばん撃っていいものでもないんですけど。
火力特化のブレイブ、生存特化のブシドーとうまく住み分けができているので、よい調整ではないでしょうか。
ヘビィボウガン
巷でぶっ壊れと噂のブレイブ・ヘビィです。確かにボルテージショットがすごく気持ちいいですね。
ブレイブモードで追加されるアクションは以下の3つです。
- パワーラン
- スライディング
- ボルテージショット
パワーランは、Bボタンのころりんの後、押しっぱなしにしていると始まるダッシュのことです。走行開始後なら、ボタンを離しても大丈夫です。
パワーラン後、再びBボタンを押すとスライディングします。向き変更は不可で、違う向きにキーを入れるとただのころりんになるので要注意です。スライディング後、再びボタンを押しっぱなしにするとパワーランに移行します。
で、お待ちかねのボルテージショット。まず、しゃがむ必要があります。ブレイブのしゃがみ方は以下の2パターンです。
- その場でX+Aを押す。
- スライディング後、X+Aを押す。
違いはスライディング後だと、キー入れしている方向に向き直って銃を構えることです。その場しゃがみの場合は真正面のみとなります。スライディングから構えることが多いと思うので、キー入れを忘れずに行いましょう。
で、その状態でXボタンを連射(or押しっぱなしでもOK)。
タン、、タン、タンタンタタタタタタタタ!!!
みたいな速度で、加速する射撃が撃てます。最後の1発を打ち切ると、妙なカッコつけたポーズをとるので、最後の1発は残して次の行動に移るのがトレンドです。でも、最後の決めポーズはロマン枠。
非常に気持ちいいので、爽快感のあるアクションです。
ちなみに、マメ知識ですが、ブレイブに移行するためのブレイブリロード(Y押してからX)に「ボウガンから火花が出るタイミングでブレイブリロードをおこなうことで、隙を軽減できる」という効果があります。
Yボタンを押してから、だいたい2秒後くらいにハンターが腕を動かして、銃身をスライド(このときに火花が出ます)しします。そこでXを押すと、かなり速く弾込めができます。それほどシビアではないので、一度ゆっくりモーションを眺めれば簡単に覚えられるでしょう。
つまり、Yの直後にすぐXを押すな、ということですね。
「表」の情報項目を上手に洗い出すための視点
私は業務系システムエンジニア。この種の職業の人は、望む望まないにかかわらずExcelと仲良くならなければなりません。
Excelの表で管理するのは数値データだけではなく、様々な情報もまた管理します。
- 依頼管理台帳
- 不具合管理台帳
- QAリスト
などなど。やれ古臭い、やれレガシーだと言われているExcelですけど、なんだかんだで一覧表がでーんと展開される画面は便利なんですよね。
手軽に、かつ、漏れがないように情報管理したいのなら、とりあえずExcelは悪くない方法です。
今日は、そんなExcelで情報管理するときの、横軸に表される項目群を取捨選択するための、基準について書いてみます。
表作成の指示を受ける後輩くん
とあるシステムでデータベース関連の作業を行うと、 データベース関連の軽微なエラーが発生する状況下にありました。
これは元ネタにあるデータが悪いために起こるので、こちらとしてはいかんともしがたく、とりあえずは「無視していいエラー」として運用対応をしていました。
この作業を他チームに移管する必要があったのですが、もちろん「無視していいエラー」の一覧を作成して連携する必要があります。
というわけで、後輩くんに「無視していいエラーの一覧を作ってね」という指示が下りました。
それからしばらくして、私の元を訪れた後輩くんは弱り顔で私に言ってきました。
「どうしたらいいのでしょう?」
そこには「これをベースにしたらいいよ」と言って手渡された「依頼台帳」の表が、ほとんどそのまま残されていました。さすがに「エラー一覧」の表に「依頼者」とか「対応希望日」とかいらないですよね。
というわけで、後輩くんの表にツッコミを入れていきました。
表の目的意識をはっきりさせ、項目を整理する
そもそも、この表が何なのか、どういう使われ方をするのか、というイメージしなければなりません。
作業依頼台帳の場合、「作業を依頼する側が、担当チームに作業依頼を行う」ためのものです。
状況を固定することによって、どういう項目が必要か、ということが見えてきます。
作業依頼台帳ならば、「依頼者」「依頼日」「対応希望日」「作業内容」「対象となる場所(環境)」くらいは必要です。このとき「どの情報が最低限あれば作業は滞り無く進むか」という視点で選別します。足りなくても構いません。とりあえず作っておいて後から足せばいいのですから。
後輩くんが作るべき無視すべきエラー一覧の場合は「作業時にエラーが発生した場合、ユーザが確認する。表に記載されていれば無視し、記載がなければ問い合わせる」という状況で使われます。
ならば、「どの作業時」「エラーコード」「エラー内容」「エラーの原因」くらいは必要となります。
という内容をだらだらと喋りながら、後輩くんの目の前で「これはいらない、これ追加、これ変更」とてきぱき指示していると、表の内容が別物に変貌していきました。後輩くんの目も輝いています。「最初からかなり変わりましたね! これいいです!」私も機嫌良さげにドヤ顔なわけですけど、まあ、依頼台帳からエラー一覧なので、そもそものゴールが異なるから違うのは当然なんですが(笑)
まとめると、以下のとおりです。
- 表を、誰がどの状況で確認するかをイメージする
- 作業が滞りなく進めるため、という視点で項目の取捨選択を行う
最後の確認は見る人の視点に立って
というわけで表の枠はできました。
ただ、表を作って終わり、というわけではありません。最後はちゃんとブラッシングして、きっちり磨き上げます。
まず表項目に無駄な部分、冗長な部分がないかを確認します。
項目はできるだけ少ないほうがいいです。可能であれば一画面に入るくらいをMAXにしたいです。
なぜなら、項目が多いと確認した人が怯むんですよね(笑)さらに画面からはみ出ていて横スクロール必須になると、心が折れます(笑)
というわけで、極力、表はコンパクトを目指します。
また、オートフィルタのかけやすさも考慮します。
「わかりました、エラーコードも書きますね!」と後輩くんは意気揚々と、エラー詳細にエラーコードを書いていましたが、それはやめさせて、エラーコードという項目を追加させました。
ユーザーは「ERR-100」が出ていれば、ERR-100が一覧にあるかを見たいはずです。「検索」する人もいれば「オートフィルタ」で絞る人もいるでしょう。オートフィルタで絞りやすい形式にしておくべきです。
最後に、項目の順番(何を左側に持っていくか)にも気を配ります。
人は左から目を走らせるので、当然、左から読んで読みやすいように、頭に入ってきやすいように並べていきます。
ただ、全てが綺麗に収まるわけではないんですよね。エラー一覧の場合も、「エラーコード」を前に持ってくるのか、「どの作業時」を前に持ってくるのか、悩みました。ユーザは最初にエラーコードを見るのか、作業を見るのか。
どっちもどっちですよね。おそらく、人によります。こういう場合、最後はえい! やあ! で決める以外にはないですね。
最後のチェックポイントをまとめると、以下のとおりです。
- 不要な項目を整理し、なるべくコンパクトに表をまとめる
- オートフィルタ対象になりうる項目は個別に切り出す
- 項目は左から順にわかりやすいよう、並べる
別に斬新なことでもないのですけど、意外とそういうイメージができない人もいるのだな、と思ってまとめました。
「フルタチさん」はなぜ敗北したのか?
古舘伊知郎のバラエティ復帰番組ということで、大々的に始まった「フルタチさん」。
ところが視聴率は5%を割り、すごく良い視聴率ですよね、深夜番組だったら。え、ゴールデンでこれですか!? みたいな状態になっています。
三顧の礼で古舘伊知郎を迎えておきながらも、打ち切りも間近だとか。この手のひら返しは実に胸熱です。
局のバックアップ、有名司会者の復帰第一弾。成功する要素は揃っているのに、なぜか失敗しました。なぜこうなったのか、考えてみました。
番組名が悪すぎる
そもそも番組名が悪すぎます。「フルタチさん」って。どんな番組なのか訴える効果がゼロですよね。番組名とは、そのままキャッチコピーであり、番組のコマーシャルなわけですから、もっと視聴者に印象が伝わりやすいものにしないといけません。
古舘伊知郎が担当してきた番組を見てみると
- 筋肉番付
- おしゃれカンケイ
- 報道ステーション
何の番組か、何を期待してみれば良いのか、いずれも一目瞭然です。こうしたキャッチーなタイトルをつけておかないとダメだったのかもしれません。
テレビ局のフルタチ推しと世間のズレ
ただ、先に書いたことと矛盾しますが、実は「フルタチさん」というタイトルは、ものすごく明瞭なコマーシャルであったりもします。
それは「古舘伊知郎の番組」であること。
おそらくは司会者本人である古舘伊知郎も、そして、テレビ局も、古舘伊知郎という名前だけで勝負できると判断して、このどストレートなタイトルをつけたのでしょう。
そういう意味では、すごく正しいタイトルです。
ただ、そこに彼らが想像するほどの訴求力はなかった、ということでしょうね。それほど古舘伊知郎を見たい人は多くなかった。そうなってしまうと、何の番組かすらわからないので、古舘伊知郎に興味がない視聴者層には何もひっかかるものがありません。
これは制作側の意識が、世間からズレていることの現れでしょう。そりゃダメですよね。
裏が強すぎる
結局、その異常な古舘ブランドへの過信が判断を誤らせたのでしょうか、とんでもない時間帯に放送してますよね。
鉄腕ダッシュ、イッテQ、NHK大河。
この時間帯に突撃するって、かなり勇気があると思います。ていうか、無謀ですよね。
日曜の午後6時から9時くらいって、家族で仲良くテレビを見る時間じゃないですか。鉄腕ダッシュもイッテQも家族で仲良くわいわい見れる鉄板の番組じゃないですか。
そこに復帰第一弾を持ってくる古舘伊知郎のいさぎよさは、少しカッコイイとも思うのですが、さすがに古舘ブランドを過大評価しすぎでしょうね。
古舘伊知郎の使い方がよろしくない
そもそも、古舘伊知郎が、そんな日曜の家族らんらんタイムに似合うとも思えないんですよね。
番組を見ていても、何か普通に喋っているだけで、いや、違う、古舘伊知郎に期待しているのは、そういう普通のトークじゃないんだよ、と思うわけで。
古舘伊知郎って、もともと、どんな形容表現だよ(笑)とツッコミたくなるようなプロレスの実況中継で名前を売った人で、そこから筋肉番付の実況兼司会を担当して、さらに、国際的な水泳大会の実況を担当して全国区へと進出したイメージです。
「トップを泳ぐ選手の肩、まさに両の腕をぐるぐると回転させる、その強靭な関節、そこに乳酸が溜まっていく! ストロークが悪くなったか!? いや、そんなことはない、強靭な精神が肉体を支え、前へ前へと推し進めていく。蓄積する乳酸など気にしない、力強い腕運びで水を押しのけ進んでいきます!」
彼が絶叫する「乳酸」という単語は、きっと日本中の大人なら聞いたこと、ありますよね(笑)
こんな感じの、くどい語りをみんな期待していると思うんですよね。あの当時の、古舘伊知郎の語りを聞いたみたいです。
本人的には通り過ぎた通過点、振り返らない過去なのかもしれませんが、原点回帰として、SASUKEの実況でもやってもらえないかなあ、と思います。
か、くどい語りを延々とするような、マニアックな番組にしてほしいですね。
ドラゴンボール超のクリリンに学ぶ、キャリアの歩み方
未来トランクス編から面白くなったと評判のドラゴンボール超。ここしばらくはサブキャラにスポットライトがあたっていて、
と描かれるキャラが順番に変わっています。
その中で、クリリン会(75,76話)はなかなか面白く、深みがあったので思うところを書いてみようと思います。
転職前のクリリンの状況
クリリンはブゥ編の終了後に警察官へと転職します。まじめに就職する辺り、戦っていれば幸せというサイヤ人たちとは一線を画す常識人ぶりです。
個人的に、このキャリア選択はすごく正しい判断と思っていて、一般人も参考にするべきだと思うんですよね。
クリリンの所属していたグループは、宇宙最強を目指す、地球最強のグループです。
そこに所属できているだけでもすごいんですけど、序列的には下から数えたほうがはやく、戦闘ではほとんど役に立ちません。残念ながら2軍という扱いになります。
武術家としての志を捨てず、自分も地球を守る戦士なのだと頑張るクリリンですが、悟空やベジータの幼い子どもたちにもあっさり抜かれる状況とあってはさすがにジリ貧。
クリリンは自分の限界を悟り、家族を支えるために警察というお硬い職業に転職したわけです。
クリリンの転職先について
でも、これってすごくベストチョイスですよね。
もともと最強グループにいるから影が薄いだけで、クリリン自体は地球人の枠内では最強ランクです。おまけに、警察という仕事柄、武術の腕も役に立ちます。
最強グループで腕を磨くことに見切りをつけ、自分が無双できるレベルまで仕事のレベルを落としたわけです。おかげで、同僚たちはクリリンの腕前に信頼を置きます。つまり、クリリンの自己承認欲求が満たされるわけです。
この選択でクリリンは2つのものを手に入れました。
- 安定的な収入
- みんなが自分を必要としてくれる期待
ひたすら上を目指す、という疲れる生き方をやめて、現状の自分でも余裕を持って適用できる環境へと変わったわけです。
こういうキャリアチェンジは大いにありですよね。
自分が脱落したときの選択肢
エンジニアで例えるのなら、エンジニアである以上、技術力の高い職場で仕事し切磋琢磨したいという気持はあるはずです。そういうところで働けるのは幸せだろうけど、毎日毎日トップ集団を維持し続けるのは大変に違いありません。そして、どうしようもなく埋めがたい才能の差に絶望することもあるでしょう。
そういうとき、そこで所属する集団を変えて、自分でも重宝してもらえる職場に移るわけです。業界最高のエンジニア集団から普通のエンジニア集団に移籍すれば、そりゃもう周囲に自分以上の凄腕はいないわけです。
楽に働けて活躍できる環境なんて、最高ですよね。
日本のプロサッカー選手も、上へ上へ、活躍したら日本から欧州だ、欧州でもトップチームだと上を目指す人が多いです。もちろん、彼らはサッカー道を極めたいわけですから、それは理解できます。でも、なかなかトップトップの集団でやれる人も少なく、だんだんと出場機会を減らし、輝きを失っていく傾向が強いです。
そのとき、トップトップにしがみつくより、やっぱり、少し下げるのも勇気かな、と思います。
人間、レベルの高い場所で必死にもがくより、少しレベルを下げて自分を必要としてくれる人と一緒に心地よく働く、研鑽するというのは、そう悪くない選択肢だと思います。
でも最後には
現実に即したよい転職だったと思っていたのですが、エピソードの最後の最後で、何とクリリンは武道家への出戻りを決意します(笑)
えええ!?
という感じですね。
ただ、このあたりもなかなかリアルで、トップトップの領域でやっていた人が、レベルを落とした世界で満足できるのか、というのは大きな問題です。そりゃ退屈ですよね。クリリンからすれば、すべての一般人の動きなんて止まって見えるわけですから。
それでも普通なら家族がいることを理由に現実と妥協するわけですけど、クリリンは違います。クリリンは再び自分のいた場所へと変える決意をします。
物語の住人とは、すなわち英雄であり、英雄である彼らはそう簡単に現実に妥協することはできない、という業を背負っています。ここで再び高みを目指す、という選択はもちろんそうでしょう。だって、そうしないと物語が締まらないですから。
警察官を辞めたのかどうかはよくわからないのですが、なにげに如才ないクリリンなので、そこらへんはうまく兼業でやっていると期待しましょう(笑)
初心者にモンハンを教えた手順
私がモンスターハンター(モンハン)をプレイしていると、奥さまが言いました。
嫁>モンハンやってみたい。
私としては、奥さまにモンハンを仕込むつもりはなかったのですが、本人が興味を示したのなら、断る理由がありません。
ただ、いかんせん、モンハンはとっつきにくい。その初心者に優しくない間口の狭さで挫折する人も多いです。
しかし、プレイする以上は「面白い!」と言ってもらいたいわけで、プレッシャーがかかります。「やっぱやだー」となるのは避けたいところ。奥さまは普段ゲームしない人ですからね。
そんな感じでモンハンレクチャーが始まりました。
結果、奥さまはモンハンフリークになりました。プレイ時間も200時間を超えて、最初は何もできない初心者が今や
立派に一人前です。
私とのペアで、レベル10の二つ名ディノバルドを危なげなく狩るくらいに成長しました(昔は調合分含めて粉塵23発全て使い切るくらい苦戦した相手だったのに)。
リアルつながりの初心者に布教したいという男性諸君もいるでしょうから、私がどうやって奥さまを初心者から導いたのか、そのワークフローをここにまとめておきます。
初心者におすすめは大剣、なのですが
初心者に最もふさわしい武器は「大剣」です。
なぜかというと、モンスターハンターの戦闘は実質的にターン制で「敵のターン、自分のターン」を意識しなければなりません。攻撃、防御の切り替えが大事なんですね。
大剣の場合、敵のターンは納刀状態でやりすごし、相手が隙を見せたら自分のターンなので斬りかかる、というターン制の戦いを必然的に意識します。なので、モンハンの戦い方を覚えるにはちょうどいいわけです。
しかし、大剣にも欠点があって、動きがもっさりしていて、慣れるまで扱いにくいんですよね。あと、
- 斬りかかる
- 転がる
- 納刀する
- ダッシュする
という大剣の一連のサイクルをいきなりやれ、というのは混乱を招きます(実際、奥さまは混乱しました)。
というわけで、最初は片手剣です。
片手剣の初心者向けなところと、そうでないところ
片手剣の良いところは、動かしやすいところですね。抜刀したまま素早く動ける、納刀しなくても戦える。
わりと適当にやっていても、戦えて、動けます。
というわけで、片手剣(ストライカースタイル)を使わせて、まずは好きにプレイしてみなよ! というのがファーストステップです。
注意点としては
- 片手剣固有の、武器出し状態からアイテムを使うのは教えない
- 緊急回避(ダッシュ中にB)は教えない
- X連打で盾バッシュが入っても指摘しない
慣れた人が意識することは、この時点で教えないでいいです。
走って採取して転がって斬りかかってアイテムを使う、という基本をマスターしてもらいます。
基本とはいえ、頭で操作をひととおり学んだレベルではなく、体で操作を覚えるレベルを目指します。簡単な討伐クエ(ドスランポスとか)なら苦労しながらも一人でクリアできるくらいでしょうか。
基本をマスターしたら、片手剣は卒業します。
理由は、片手剣って意外と難しいんですよね。
武器出し状態で間断なく戦えるという長所は、しかし、初心者にとっては攻め時と逃げ時の区別がつけにくい短所になりえます。
片手剣時代の奥さま、ずっとリオレウスが暴れようが何しようが、矢吹ジョーばりのノーガード戦法&回復薬がぶ飲みで戦っていましたからね。隙をつくんだ! と言っても、そもそも隙が見出だせず、えんえんとXボタン連打。
モンハンはリアルタイム型ターン制というのを意識してもらうには、大剣のようなメリハリをつけやすい武器のほうがいいです。
というわけで、大剣に戻る
基本的なプレイがわかっている状態なら、大剣の学習もスムーズにできるはずです。
- ダッシュしながら隙をうかがう
- 敵の隙とともに抜刀切り
- ころがる>納刀
- ダッシュして退避
この大剣の一連操作を教えます。
同時に、敵が走り回っているときは攻撃しないこと、敵の隙(絶対こちらを攻撃できない時間帯)にだけ攻撃することを説明します。
試し切りするなら、イヤンクックあたりがおすすめです。ダッシュ後に倒れ込むので、とても隙がわかりやすい。
最初は、パートナーの操作を見ながら「はい、Xで斬りかかる」「Bで転がる」「Yで納刀」「Rでダッシュ」と指示するといいでしょう。モンハンの動きの基本を覚えていれば対応できるはずです。
これが自然とできるようになる頃には、相手の隙を突く立ち回りができるようになっているでしょう。
実際、奥さまも大剣をマスターしてモンハンはターン制だということを理解してから、動きが変わりましたね。前述の通り、片手剣時代はボクシング漫画かよ状態でしたが、大剣に切り替えてからは蝶のように舞い蜂のように刺すは言い過ぎとしても、きっちり隙を突くプレイができていました。
それから、ずぶずぶとモンハンにハマっていきましたね。
攻撃を見切って、隙を突く。
まずはその、モンハンの最も基本的な、しかし、根本部分の面白さを理解してもらうのがポイントではないでしょうか。
脱初心者後の注意点
ようやくパートナーがモンハンライフをエンジョイし始めても、しかし、焦ってはいけません。
サポートは手厚くいきましょう。
- 粉塵は調合分含めて23発フルで用意
- ペイントボールは常にこちらで管理
- 装備はこちらで用意する。
HP管理ができないのが、初心者です。HP半分以下でふらふらするのが初心者です。初心者とはいえ死ぬと面白くないので、粉塵は惜しみなく使いましょう。ただし、回復のタイミングの重要性もちょくちょく説明します。
ペイント管理ができないのが初心者です。ペイントボールを使いましょう。ただし、完全にゲームを把握したようなら、ペイント役を任せて、ペイントボールを投げる癖をつけさせましょう。
スキルの概念が理解できないのが初心者です。+10になればスキルが発動する、と言ってもなかなか理解できませんし、そもそもスキルの種類が多すぎでわかりません。というわけで、装備は率先して作ってあげましょう。奥さまはいまだにスキルを理解できないようで、私が装備を作っています(笑)
モンハンを一緒にプレイできるようになっても、忘れてはいけません。
パートナーは、まだモンハン道の入り口に立っただけなのですから。
【節約生活】家で髪を切って散髪代を浮かせる
私の髪、むっちゃ伸びていたんですよね。
しかも、天パなものですから、髪もごわっていて。もみあげなんて荒ぶりまくっていて、ぴょりーんって横に飛び出ていて。なんで重力を無視するんだよ、お前は。
散髪にいくべきかと思っていたら、嫁がこう言いました。
嫁>あなたの髪を、わたしが切ってあげよう
へえ? 他人の髪を切ったことあるの?
嫁>ない
は?
嫁>ない
え、いやいや、大丈夫なの?
嫁>大丈夫。わたし器用だから! 子供ができたら、子供の髪くらいなら切れるよ、きっと!
いや、私、髪型変でも許される子供じゃなくてソーシャルな生き物の社会人ですよ?
ていうか、そもそも「きっと」って何ー!
と思ったものの、私は首を縦に振りました。嫁の意向は金剛石よりも硬く重い。多くの夫たちと同様、我が家の平穏のために反対はできません。
というわけで、嫁(初心者)による私の散髪(という名の実験)が決まりました。
準備したもの
困ったときはグーグル先生に聞け、が今の時代の絶対正義。
とりあえず、Amazonで最も売れているバリカンはこれらしいです。
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
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426件のカスタマーレビューで4.5点とか神か。というわけで、これを購入しようかな、と思ったのですが、とりあえず保留。
家の近所で散髪用のハサミを買いました。
散髪用のすきバサミです。値段は1000円くらいでしょうか。これと、家にあったふつうのハサミが奥さまの獲物となります。
YouTuberがハサミだけで散髪しているのを見て、奥さまが「まずはハサミだ!」と言ってハサミだけで挑むことに決まりした。
あとは100円ショップで、散髪用ケープ(散髪するときに着させられる、雨がっぱみたいなやつ)を購入して準備完了。
というわけで、準備したアイテムは以下の通りです。
- すきハサミ
- ハサミ
- 散髪ケープ
そして、大実験が始まる
そして日曜の夜、ついに決行が決まりました。
私>いやー、日曜の夜はダメなんじゃない? 失敗したとき、散髪屋にいけないし、そのまま出社しないとダメだしさ。もう少し時間に余裕のあるときで――
嫁>大丈夫だから!
食い気味に言われました。奥さまの根拠ゼロの自信につきあうしかありません。覚悟を決めろ!
準備は以下の通りでした。
- 部屋の片隅にビニールをしく
- ビニールの中央に腰掛けを置く
- 散髪ケープをかぶる
で、奥さまがぱちんぱちんと私の髪を切り始めました。
結果は以下の通りです。
before
after
なかなかばっさり切れていますね。こわごわ切っていたのもあるのですが、時間は40分ほどです。慣れれば、もっと速くなるでしょう。
切った髪の残骸
いやー、そんなに切ったの? というくらい髪が散乱していますね。
後片付けはとても簡単で、散髪ケープは使い捨てとみなし、髪の散っているビニールと一緒にくるんで、そのままゴミ箱に。
それで終わりです。
感想
感想としては、そうですね、別に悪くはなかったです。ただ、プロと比較すると
- たまに髪の毛を引っ張りすぎて、いたっ! となる。
- プロは流れるように髪を切るが、嫁はそれができないため、頑張ってぱち、ぱちと盆栽を切るように切っていた。
くらいでしょうか。これも慣れの問題の気もしますから、それほど気にするものでもないような。
個人的にはもっと短くしてもらいたかったのですが(私はいつも「ばっさり切る>長く伸ばす>ばっさり切る>長く伸ばす」を繰り返しています)、奥さま曰く
嫁>短く切るのはなかなか難しい
とのことで、初回からの挑戦は断念となりました。そこらへんはバリカンを買ったら、挑戦する予定です。
逆に言えば、あまり短くしない人なら、ハサミさえあれば自宅で切るのも難しくはないようなので、興味があるならトライしてみてはいかがでしょうか。
トランプ大統領が就任演説で言った6つのこと
トランプ大統領が就任しました。
メキシコとの国境に壁を作る! 費用はメキシコ持ちだ! など、とんでもない発言を連発し、Twitterカツアゲで名だたる大企業を屈服させるトランプ氏もついに次期の文字がはずれ、大統領となりました。
わりと無茶苦茶なことを言っているトランプ大統領ですが、根底にある哲学「アメリカ・ファースト」にブレはなかったりします。
放言一発で世界経済を揺るがす大国アメリカのトップ、トランプ大統領は就任演説で何を言ったのでしょう?
以下にある就任演説の邦訳を参考に、気になったキーワードをまとめてみました。
- 1.アメリカ国民(民衆)のための政治を行う
- 2.アメリカのインフラを整備する
- 3.国境を取り戻し、アメリカの製品を買う
- 4.同盟関係を強化する
- 5.他の国々の軍隊を援助してきたが、アメリカの軍隊は枯渇した
- 6.テロリストは根絶する
- まとめ
- 他のトランプ氏に関する記事
1.アメリカ国民(民衆)のための政治を行う
演説の冒頭で、今までの政治はワシントン(ホワイトハウス)が中心だったと断じ、自分の政治は「民衆」のために行うと宣言しています。
今回の演説の基本骨子は、まさにこの主張に基づいています。アメリカ・ファーストのファーストが指す先とは、アメリカの国益や政治家ではなく、国民一人一人なんですよ、ということですね。
トランプを支持した人たちはグローバル主義にうまく乗れなかった白人たち、と言われていますから、その人たちの心に響く(そうだそうだ! と言える)内容を意図したのでしょう。
2.アメリカのインフラを整備する
鉄道や道路など、物理インフラの整備は前にも言っていたので、やるのでしょう。
基本的にトランプの考え方は1980年代のアメリカということらしいので、公共事業で雇用を確保して景気回復! という感じの、昔の日本を彷彿とさせる馴染み深い政策を進めるのでしょうかね。
3.国境を取り戻し、アメリカの製品を買う
これも繰り返しトランプ氏が言っていることですね。メキシコの製品なんて買うんじゃないと。メキシコに壁を作れと。
トランプ氏の人生のハイライトの一つとなるであろう今回の演説では、そこまで過激な言葉は口走っていませんでしたが(笑)。
アメリカの保護主義政策を徹底するという主張になります。これも従来通りです。
4.同盟関係を強化する
とりあえず、日米同盟を基軸とする日本の現状を考えると、悪くはない発言です。ただ、
古い同盟を強化し、新たなものを形づくります
という発言から推測するに、内容は書き換える(そして、おそらくはアメリカに有利なように)と言っているので、今まで通りとはいかないのでしょうね。
5.他の国々の軍隊を援助してきたが、アメリカの軍隊は枯渇した
今までのアメリカが標榜していた「世界の警察」に関する発言ですね。
演説での文脈的にはネガティブな側面で語られているので、やはり世界の警察であることには一定のメスをいれるのかもしれません。
ただ、世界中に展開しているからこそのアメリカの巨大軍隊なわけで、世界から引き上げたとして、アメリカ一国で今の規模をまかなえるとも思えないんですよね。じゃあ、軍を縮小するのか、となるわけですけど、それはそれでアメリカの威圧力が低下するわけですから、それも簡単ではないと思うんですよね。
その威圧力、あるいは世界の警察への畏怖が、アメリカ・ファーストという無茶を通す推進剤なわけですからね。
6.テロリストは根絶する
中東のテロリストはトランプの絶対に許さないリストに入っているようで、根絶という強い単語で否定しています。
ただ、演説の端っこに申し訳ない程度にたされているだけなので、それほど強い想いも明確なビジョンもないのでしょう。とりあえず、言っておこう的な。
テロとの戦いは進めるようですが、方針は今までから大きく変わるかもしれません。オバマ政権とロシア側では援助するグループが異なるため、対立関係にありました。トランプ大統領は「ロシア推し」なので、ロシアの方針に乗り換える可能性があります。
まとめ
演説の内容としては、基本的に今まで言っていた主張
- アメリカ優先で考える
- 全ての他国との条約(契約)はすべて見直す
を(トランプ大統領にしては)お上品な言葉で繰り返した内容となります。そういう意味では、あいかわらず、ブレていないですね。
というか、それ以上に言えることが、ないのかもしれません。まだ具体的な計画は特にないのでしょうね。
それゆえに、この就任演説による世界経済への影響は少ないでしょう。
どちらかというと、その後に発表されたTPP脱退やオバマケア廃止のほうが影響があるかもしれません。ただ、それらも以前からトランプ大統領が就任前から言い続けていたことなので、各国としては織り込み済み、想定の範囲内でしょう。
トランプ旋風が吹き荒れるのはこれからだと思います。
アメリカ・ファーストとは、どれほどまでにアメリカ・ファーストなのか。アメリカは各国にどれほどのものをつきつけてくるのか。
トランプ大統領が外交を活発化させたときこそが、本当の波乱が始まるのでしょうね。
他のトランプ氏に関する記事
抜歯してから二週間の感想
抜歯をした、という記事を以前、書きました。
歯医者で「抜歯!」と言われると構えちゃいますよね。私もうげぇと思ったわけですが(その決断の顛末は上記の記事にあります)、抜くことにしました。
抜歯しよう! と言われてびっくりしたり迷う人も多いと思うので、「私の場合の」心の動きを書いておきましょう。
抜歯を提案された日
歯並びを悪くしている歯が虫歯になっている、とのここでした。通常の歯は
□ □ □ □ □
こんな感じなのですけど、私のその辺りの歯は
□ △▽△ □
こんな感じになんていました。確かに、ここは歯ががちゃがちゃしていて、すごく磨きにくかったんですよね。
虫歯になったのは真ん中の▽で、これを治療せずに抜いて
□ △ △□
という感じにして磨きやすくしましょう、というのが歯医者さんからの提案でした。
普通の歯だったら「ちょっと待て!」と言いたいところですけど、そこの歯が邪魔している、というのは別の歯医者さんでも言われたことがあるんですよね。
というわけで、歯を抜くことに同意しました。
歯を抜いた当日
歯を抜いて、
△▽△ が △ △
になりました。上下の噛み合わせ的には使っていない歯で、かつ、外からは見えない歯なので、ほとんどデメリットはない、という話でした。
でも、終わった後は、後悔の嵐でしたね。
まず、歯を抜いた場所。
当たり前ですが、そこに何もなくなるので、びっくりするほど、すっかすかなんですよね。たかだか歯一本ですけど、そこにあったものが、ない。これはけっこう精神的にきます。
しかも、そこって、ぽこっとへこんでいるんですよ。今まで歯が食い込んでいた場所ですからね。
さらに追い打ちがありました。
当日は食事禁止だったので(食べる気もわかなかったので)、そのままスルーしましたが、翌日、ラーメンを食べたんですね。
細麺のやつを。これがいけなかった。
今、歯の状態はこんな感じです。
△ △
外から見た歯並び上はほとんど隙間はないんですけど、わずかに1ミリほどの隙間があるんですよね。
そのわずかにできた隙間にすぽんすぽんと細麺が入ってくるんです。
細麺レベルだと、噛めないんですよね。これはもう、ものすごくショックでショックで。
また、それなりに形のあるものは噛み切れるんですけど、隙間にがんがんと物が詰まっていくんですね。また、歯茎もへこんだ状態ですから、さらに詰まる。
不便すぎて、これは大変な決断をしたんじゃないか、失敗したんじゃないか、と激しく後悔しましたね。
抜歯後一週間〜二週間
そんな重くのしかかった後悔ですが、日に日に解消されていきました。
びっくりしたのは人体の超回復ですね。
まずへこんでいた歯茎がもりもりと盛り上がり、回復していきました。抜いた傷があるので、まだざらっとしていますが、歯茎の存在感的には問題ないレベルです。
あと、微妙に前後の歯が動いたように思います(気のせいかもしれませんが)。
抜いた直後は
△ △
の隙間に舌を通すと1ミリくらいの隙間があり細麺の侵入を許していましたが、今では歯と歯が微妙に接近して隙間が狭まり、そうそう物の侵入を許さなくなりました。
歯茎の盛り上がり+隙間の縮小のおかげで、常識のレベルで物が詰まるくらいまで落ち着きました。
もともと歯並びが悪く物は良く詰まっていたので、歯が磨きやすくなった(=詰まったものを取り除きやすくなった)ことを考えれば、充分に我慢できるレベル です。
というわけで、今のところは、特に歯を抜く前と変わらない生活を送っております。
まとめ
歯を抜く、というのは決断のいる話です。まあ、神経を抜くレベルですらびびるのですから、抜くって。抜くって。
私はいらない歯を除去する、という話だったのでシンプルでした。ただ、普通の使っている歯を除去する、となると話は変わるでしょう。
私の友人は歯茎が痛くて歯医者に行ったら「歯を抜こう」と言われたそうですが、断って様子を見ることにしました。しばらくしたら痛みが収まって、特に不自由なく暮らしているそうです。こちらは慎重に事を進めてよかったケースですね。
歯を抜いたほうがいい、と医者が言う場合、それなりの理由があると思いますので、理由を確認して慎重に判断するのが肝要でしょう。納得できるなら承諾し、納得できないなら断る。なぜなら、永久歯はもう生えてきませんからね。
私にとっていいことは、歯に対する意識が高まったことでしょう。もう歯は一本も失いたくない! という気持ちになったので、なるべく虫歯を作らないような生活をしています。
三日坊主にならなきゃいいんですけど(笑)
【エディタ探訪】Hagoromoを買ってみた
私はシステムエンジニアであり、プログラムを組むことが好きです。そして、文章を書くことも好きです。
そういう人種はエディタを愛していて、自分にフィットするエディタを手に入れさえすれば、人生のステージが上がると信じています。もちろん、私だって例外ではありません。
そう、私はエディタを愛しています。運命的なエディタを探しています。つまりそれは、まだしっくりくるエディタと出会えていないということです。
そんな私のアンテナに引っかかったのがMacの「Hagoromoエディタ」。ネットの紹介記事を見ていたら、これは! と思い衝動買してしまいました。
というわけで、インプレッションを書いておきます。
Hagoromoエディタって?
本家サイトはこちら。
appStoreで2200円で売られているアプリとなります。
ネットを眺めていると、小説のような長文書きを趣味としている人の偏愛ぶりを多く確認できます。愛好者がいる、という点で期待が持てそうです。
Hagoromoエディタの特色は以下の通りです。
- 縦書きが可能
- フルスクリーン入力が可能
- 入力した「文字数」をリアルタイムに表示
- アウトライン構造による文章作成
- 見出し一覧をクリックすると当該箇所へジャンプ
エディタとして求められる機能がそつなくまとめられている印象です。
Hagoromoエディタを購入後の印象
個人的にエディタへの感度が高まるのは、アウトライン機能と見出しによるジャンプ機能を見つけたときです。
文章内のあっちいったりこっちいったりを簡単にしたい、文章の全体像を把握したい。それが私の願望となります。
その2つを満たしている、わりと評判のいいエディタ。
とうわけで、購入しました。
結論から言うと、アウトライン機能や見出し機能はまだ熟成中という感じですね。
アウトライン機能はMarkdownの#のように特殊文字を打ち込むと段落として認識する、という感じではなくて、「子を追加する」などのようなアウトライン用のコマンドを発行すると、インデントが一段下がった入力枠が作成される、という感じです。
なので、文章をマークアップしていく、というより、アウトラインの枠内に文章を埋め込んでいくという印象があり、少し窮屈さを感じてしまいました(慣れの問題かもしれませんが)。
個人的には、小説のように「第一章」>「本文」のような2レベルくらいのシンプルで固定的なアウトラインには充分だけど、それより複雑で可変的な構造の文章を扱うにはユーザーの習熟が必要という印象です。
ただ、それはそれほど大きな問題ではありません。そういうものだと思えば、それはそれで他の使いようもありますから。
個人的にいただけなかったのはジャンプ機能です。
まず、アウトライン機能ですが、アウトラインというだけで見出し一覧(ブックマーク)には登録されません。自分で登録しないとダメなのですが、この時点で面倒です。
一応、アウトラインを一括登録する機能はあります。それでも、アウトラインを追加するたびに自分で一括削除>一括登録しないといけない点は変わらないので、あまり幸せではありません。
さらに頑張って登録したとしても、なぜかファイルを保存後に閉じて、また開いたときには見出し一覧(ブックマーク)の表示がブランクに戻るという妙な挙動を起こします。
ファイルを開いた後に見出しの追加を行うと、保存時点でのブックマークも再表示されるので、どうやら初期表示がミスっているように見えます。バグっぽい挙動(バージョン1.13時点)なので、正直、どうなのかな、という感じです。
あと、今のところ、アプリを落とすときにしか出ていないのですが、不正終了エラーがちょいちょい出ています。入力最中に落ちたら、と思うと少し怖く信頼を置けないところがあります。
縦書きエディタとして有用なのだろう
残念ながら、アウトラインやジャンプ機能を重視する私としては、あまり良い買い物ではありませんでした。
ただ、愛好家がいるのは嘘ではなく、それゆえにこのエディタには光る部分もあります。
- シンプルなアウトラインなら充分
- 日本語による縦書き表示
このベクトルは、やはり小説を書く人向けなのでしょう。
特に縦書きでなければ文章が書けない! というMacユーザには数少ない選択肢ではないでしょうか。ひたすら縦書きで文字を打ちたい! という人には試す価値があるアプリかもしれません。
はてなブログのトップページに、記事の全文を出さない方法
はてなブログのトップページは、デフォルトのままだと記事の全文が表示されます。
そのままだと先頭の記事が全画面を占めてしまいます。
でも、できれば複数の記事を紹介したいわけです。
最も簡単な方法は記事に「続きを読む」を設定し、以降の記事内容を閉じてしまうことです。方法はとても簡単で、はてなブログの場合
このアイコンをクリックすると、moreタグが記事に追加されます。そこが「続きを読む」の起点となり、以降の記事はトップページに表示されなくなります。
ただ、設定してみると微妙なんですよね。
問題は「続きを読む」がしょぼい文字列リンクだったことです。いやー、これは目立たせないとダメっしょ? みたいな。読者、そのリンクに気づかずに帰っちゃうよ? みたいな。
というわけで、続きを読む、を目立たせる方法を探しました。
「続きを読む」を目立たせる方法
同じことを考える人は多いようで、すでに先人はたくさんいます。分かりやすかったのは以下のサイト。
ここで紹介されている「ノーマルタイプ」のサンプルを以下にぺたっと貼り付ければOKとなります。
「はてなブログの設定>デザイン>カスタマイズ(スパナのアイコン)>デザインCSS」
他サイトの内容を紹介するだけで終わるのも何なので、ここでは上記のコードのカスタマイズ方法について紹介します。
「続きを読む」を目立たせる方法、のカスタマイズ方法
基本的に、いじって意味がある部分は以下のとおりです。
ボタンが大きすぎる、と思うのなら、width, height, font-sizeを小さくしましょう。ボタンの丸み系の設定は、30pxだとかなり丸くなるので5pxあたりで止めると、少しだけ設定できます。
※1の色は以下のサイトを見て、その色にあったものをコピーすればよいです。
私が個人的に設定したのは、以下のとおりです。
設定してみて、違いを確認してみるといいかもしれません。
わりと気に入る設定を見つけたのですが、しかし、私は使いませんでした。それは別の方法で、トップページの記事表示を制限する方法があったからです。
トップページの記事表示を制限する、別の方法
それはarchiveページを開くことです。ちょうどいい感じに、省略した記事を表示してくれます。具体的には
という感じに表示されます。方法はいろいろとあるようで「はてなブログ archive」と検索すると、先人たちの叡智を確認できます。
とりあえず、私が採用したのは以下のページ。
ここのサイトにある「方法①ブログタイトルのリンク先をarchive形式に変更」のコードを以下に貼り付けます。
「はてなブログの設定>デザイン>カスタマイズ(スパナのアイコン)>フッタ」
これは特にカスタマイズするものではないので、そのままで貼り付けでOKです。この状態でブログタイトルのリンクをクリックすると、archiveページに飛ぶようになります。
利用者の動線としては「Google検索から各記事にくる>興味を持てば、ブログタイトルをクリックでトップページ確認」という流れかと思いますので、当面は充分です。
はてなブログのカスタマイズはいろいろあるみたいなので、他にも調べていきたいものですね。
2016 嫁に見せたアニメと、その感想
うちの奥さまは「ナルト」と「進撃の巨人」が大好き、と公言しています。
昔から少年マンガに抵抗がない、というか大好きだそうです。それならと、いくつかアニメを一緒に見ました。せっかくなので、その反応を簡単にまとめておきます。
うしおととら
奥さま評価:○
もともと、うしとらが好き、と奥さんが言い出したので、アニメを見ることになりました。これは奥さん、すごくハマっていましたねー。炸裂するとらのツンデレっぷり「くそ! お前はわしが喰うんだ! 死ぬんじゃねえ!」みたいな(笑) がすごくお気に入りだったようです。
最後の白面の者との激闘は、毎週毎週すごく楽しみにしていましたね。
「まぜるなー! きけんだー!」のOPはうしとらの世界とぴったりハマっていて、それもすごく気に入っていました。
逆転裁判
奥さま評価:☓
私が同名タイトルのゲームが好きだったので、見ることになりました。が、奥さまには大不評(奥さまはゲーム版の逆転裁判は未プレイ)で、最後まで見ることなく終わりました。
曰く「弁護士の友人がいるけど、こんなんじゃない!」とのことでした。いやー、そこはフィクションなんだけどー、とは思ったんですけど、入り口で違和感を覚えるとダメですよね。
アルスラーン戦記 風塵乱舞
奥さま評価:△
奥さまが作者の田中芳樹を知っていたので(読んだことはない)、一緒に視聴。特に拒絶反応もない代わりに、すごく面白そうという感じもなく、淡々と見ていました。
ストーリー的にも盛り上がる部分ではなく、つなぎの部分だったってのもありますが。
ワンパンマン
奥さま評価:○
これはすごく面白がっていましたね。
いろいろと誤解されがちな最強ヒーローで主人公のサイタマが、ワンパンチで相手を沈める痛快さに夫婦揃って酔いしれていました。ワンパンチの爽快感と、きめるときにはきめる感じがたまらない様子です。
僕のヒーローアカデミア
奥さま評価:○
連続ヒーローものだ! というわけで、そのまま僕のヒーローアカデミアを見ました。タイバニ+ワンパンマン+ナルト=ヒロアカ、みたいな感じで、うまく既存作品のいいところをミックスさせた作品です。
ぼろぼろの体でもみんなを守るために強ぶるオールマイトの姿と、一撃大破のワンパン野郎デクくんがたった一発の大技でどうピンチを切り抜けるのか、という点が非常に熱く、私も奥さまも大興奮。
「次! 次!」と凄まじい勢いでリクエストされ、録画分があっという間に消えました。
JOJOの奇妙な冒険 第四部
奥さま評価:○
もともと「JOJOは絵柄がねえ。。。」と否定的で読んだことがないそうです。
開始早々もあまり興味がなさそうでしたが、だんだんと個性豊かなスタンド使いの姿や、決して仲間を見捨てず、苦境に立ち向かう仗助の姿に惹かれていったのか、ぐいぐいとハマっていきました。
吉良吉影との最終決戦も非常に熱く、終わった後「第三部も撮りだめしているけど、見る?」と言ったら、ふたつ返事で「見たい!」とのことでした。
ガールズアンドパンツァー
奥さま評価:△〜○
「有名なガルパンを見てみたい」という奥さまのリクエストで視聴。
本格的に戦車道の戦いが始まってからは、けっこう集中的に見ていました。次々と仲間の戦車が倒されていきながらも、肉を切らせて骨を断つ的な戦術で紙一重で相手を倒してく様は楽しんでいたご様子です。
割と気にいっていたようですが、そこまでブレイクした感じはない? という様子です。ふつうに楽しんでいた、って感じでしょうか。
「いやー、男子の好きそうなものが全て詰まっている作品だねー」とのことです。
魔法少女まどか☆マギカ
奥さま評価:○
年末に連続放送されていたのを録画して視聴。最初は「まどまぎ? 知らないなー」という様子で第一話も「うーん、わからん」という感じでした。が、第二話キャラクターと世界観が頭に入ってからは「気になる! 次!」みたいな感じで一気に、ノンストップで全12話を完走しました。
奥さまはまどマギの前提知識のない人なのですが、キューベーについては第二話の時点で「こいつむっちゃ悪魔やん!」と言い切っていたので、人を見る目の鋭さに脱帽しました。願いを何でも叶えてやるから、僕と契約して〜というくだりが露骨すぎたそうです。
あと「まどか」にはけっこういらいらいしていたようで、「魔法少女になって自分も戦うか、一切手を引くか、どっちかにしなさい! 中途半端はダメ!」と手厳しい意見を述べておりました。
全体としては大満足だったようです。だんだんと本性を出していくキューベーによるストーリーテリングがよかったのかもしれません(笑)。
バルミューダ炊飯器サイトの「開発ストーリー」が面白い
トースターに革命を起こしたバルミューダが、ついに炊飯器を出すそうです。何というか、すさまじく期待値が高まります。
紹介サイトがこちら。
この紹介サイト、オシャンティーな造りなんですけど、よくよく文章を読んでいくと、けっこう変なことを書いているんですね(笑)
特に「ストーリー」という項目がすごく味わい深いです。
おいしいごはんの秘訣は!
まずは、おいしいご飯の条件とはなんぞや、というのが一丁目一番地であります。
というわけで、調査班が一ヶ月もの時間をかけて調べ上げ、その秘密をついに解き明かします。
「おいしいごはんの1番の秘訣は、炊飯方法よりも、高いお米です!」
いや、知ってるからwww 調べんでも、それ、みんな知ってるからwww
ていうか、それを方針とするなら、炊飯器そのものが、否定されていますよね。
でも、それが次の方針を決定づけてしまいます。
私たちは大事なことを忘れていたのです。
それなら、ご飯をおいしく炊くより、おいしいご飯を瞬間冷凍して、解凍専用の電子レンジでチンすればいいじゃないか! と結論にいたり、研究をすすめていくんですね。
液体窒素まで持ち出して、急速冷凍の実験を行うと。
でも、ある日気づいたらしいです。
私たちは大事なことを忘れていたのです。解凍したごはんよりも、炊きたてのごはんの方がおいしいということを。
知ってた! 知ってたよ、それも!w
なぜそこに、ようやく気づくんだ、バルミューダ!www
オシャンティーな背景画像の脇で淡々と語られる、微妙に狂気をはらんだ散文がなかなか笑わせてくれます。
でも、バルミューダの本気はここからだったんですね。
バルミューダ、パナソニック先輩に喧嘩を売る
ようやく正道に戻ったバルミューダは炊飯器開発に着手。そして、ある事実に気づくのです。
開発の途中、土鍋や羽釜のごはんは、炊飯中に踊っていないことを発見。お米が踊るということは、せっかくのエネルギーが運動に変わっているということにもなります。
お米が、踊るのは、無駄?
なんと。
おどり炊き、全否定!!!
「おどり炊き」といえば、パナソニックなわけです。もう、その、踊って炊くさまを、無意味だと大上段に切って捨てているわけです。
これはもう、挑戦状ですよね。バルミューダから、既存の炊飯器たちへの。「駆逐してやる!」そんな意気込みすら感じます。
攻めてますよね。それほどの自信作なんでしょうか。
で、買うの?
お値段が、税込みで4万5000円くらいなんですよね。金額的にはお高いですけど、炊飯器の価格帯って10万オーバーもごろごろしているので、価格帯としては中間ライン。買い求めやすい金額ではあります。
我が家の炊飯器は、奥さんが独身時代から使っていた定価8000円もしないであろう、ローエンドモデル。
というわけで、おっかなびっくり奥さまに相談してみると。
奥さま>いいんじゃない? 買っても。
と、満更でもない様子です。
バルミューダ炊飯器には保温機能がない、という点については「保温機能がないのは売れないかもねー」とシビアに評価していましたが、我が家では保温機能を使わないので、当面は問題ありません。
さて、あとは心を決めるだけですが、どうしたものでしょうか。
歯医者で虫歯を抜いてきた話
話は一ヶ月ほど前に遡ります。歯の右側が全体的に痛くなったんですね。ずきっ! とか激しいものではなく、なんだかじんじんと静かに痛む。
こりゃ、あかん。
と思って、歯医者にいったわけです。
そうしたら、何か歯科大学出て2年めくらいの若者が「あー、こりゃ、神経ぬいたほうがいいですね」と言ったわけです。
いつも思うんですけど、どうして歯医者ってのは、こじゃれた喫茶店で紅茶でも嗜もうという気軽さで、神経を抜きにくるんでしょうね?
まあ、致し方ない、と思ったわけですが、ちょっと次に通うまで間が空きそうだったんですね。また、今はそれほど痛くなかったので、とりあえず、その場は何もせず、次よろしくね、と言って帰ったわけです。
家に帰ったら、嫁がぷるぷる震えた
「治療はまた今度にしてもらったよ」と奥さまに報告したら、奥さまが震えだしまして。「痛いんだから、早く治療したほうがいいんじゃないの?」と。
そんなに焦んなくてもいいんだけどなー。
そう思いつつも、不安がる細君を放置するわけにもいかず、即座に予約を入れ直して、数日後にリベンジしたわけです。
そうしたら、前の若造とは違い、アラフォーくらいの先生がいました。
「別に神経を抜いて、治療してもいいんだけど」
先生はじっと、レントゲンを見て、こう言ったのです。
「歯を抜こう!」
まるでピクニックに行ってサンドイッチを食べよう、というように。
抜歯のススメ
ポイントを整理すると、以下のような感じでした。
- 治療対象の歯のせいで、そこは歯並びが悪い
- よって、前後の歯に食べ物が詰まりやすく、歯が磨きにくい
- その結果、そこは虫歯になりやすい
- 下との噛合せでも、その歯は使っていない。
つまり、神経を削ってまで残す価値がない、とのことです。
先生のご指摘のとおり、そこだけ歯がぽこんと横にハミってるんですよね。おかげで、そこの歯並びは魔のバミューダ・トライアングルを形成していて、物は詰まりやすいわ、ブラシッグは難しいわで、虫歯の温床になっている場所です。
以前も、別の歯医者で、そこはヤバい、と指摘されたんですよね。そのときは虫歯とかではなかったので「何かあったときに考えましょう」で終わっていました。
その、何かあったときがきたのだなあ、と。
意外とすんなりと「じゃあ、抜歯でよろしく!」と答えていました。
抜歯当日
というわけで、一週間後に歯を抜くことになりました。
抜歯作業を順番に書くと、こんな感じです。
- 抜く歯の周辺の歯茎に麻酔注射を打つ
- 針がちくちくする。たまに苦い汁(麻酔薬)が垂れる
- そのまま10分放置される
- 歯茎がぴりぴり麻痺する
- 先生がやってきてペンチを口に突っ込み、歯をぐりぐりとし始める。
- ぐぐーっと力がかかってくる&メリメリと嫌な音がする。
- きゅぽん!(実際にこんな音はしない)
ちなみに、お値段は1000円ちょっととやすかったです。
正直、抜くこと自体はたいして痛くないです。抜いた後、麻酔がきれると痛みだしますが、鈍痛という感じで、それほど激しくはないです。それも12時間弱で痛みもおさまりました。痛み止めもくれるので、最悪の場合はそれを呑めばいいですね。
どちらかというと、抜き終わった後の違和感がやばいです。
- 今まで歯のあった場所にぽっかりと空間が空いている。
- というか、歯茎そのものがへこんでいる
バミューダトライアングルの一角が崩れたわけで、歯はすっきりしたのですけど、逆にすかっとしすぎていて、あれ、ここの残った歯たち、これからやっていけるの? という漠然とした不安がありますね。
強く噛んだら、何だかぐらぐらしてすぐ抜けちゃわない? みたいな。
いったい、いつになったら慣れるんだろう、と少し不安になります。
注意事項としては、当日の入浴、飲酒はNGとのこと。また、歯茎の肉が盛り上がってくるまでには2ヶ月ほどかかる、とのことです。
で、後悔しているの?
どうなんでしょうね?
痛くて仕方がない歯だったら抜いてくり! という感じなのですけど、抜いた当時は特に痛くなかったですからね。
それに、選択肢としては神経を抜いて残す、という手もあったわけです。
何か、抜いたのはちょっと早計だったのかな? と思わないでもないですね。ぎりぎり限界まで粘ったほうが良かったのかも、とか。歯は生えてこないですから。
とはいえ、当該箇所が歯を磨きにくくて、問題を抱えていたのも事実です。
なので、後悔、というより、判断の正しさに迷いがある、という感じですね。
ただ、その答えが出るのは10年後20年後のことでしょう。もう抜いてしまった以上、ここは割り切って、楽観的にいくしかないですね。