おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

Macの空き容量が枯渇。ここをチェックしては?

SSDになって速くなったのはいいんですけど、容量が少ないんですよね。ちょっと気を許すと、空き容量がほとんどなくなっている、なんてこと、よくありませんか?

私もMac Book Airの容量が10GBちょっとしか残ってなかったんですよね。こりゃちょっとダイエットがいるかなあ、と思って、重いファイルを調べてみたんです。

そうしたらですね。

Machintosh HD>ユーザ>(アカウント名フォルダ)

これがですね、何と35GBオーバーでした。お前、何に使ってるんだよ、そんなに! と思って、ユーザフォルダ直下の全フォルダの容量を調べたんですね。

フォルダを右クリック>情報を見る

全部の容量を足したら、あれ、3GBくらいしかない、だと?

35−3=32GB

どう計算しても30GB以上がどこかに消え去っています。パナマ文書かよ。なんだよ、これ!? と思っていろいろと調べたら、隠しフォルダがあると。

隠しフォルダって?

システムとかで使用しているため、ユーザに見せたくないファイル群のことですね。Windowsにもあって、同じくデフォルトでは見えない設定になっています。

それを表示する設定に切り替える必要があります。それには、ターミナルを立ち上げます。

Finder>左側の「アプリケーション」>ユーティリティ>ターミナル

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そして、以下の文字列を打ちます。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE

これで隠しファイルを表示可能になりました(半透明のアイコンで表示されます)。

※ちなみに、最後のTRUEをFALSEに変更して再び実行すると、隠しファイルを非表示に戻せます。

犯人は誰だ?

表示された隠しフォルダを確認すると、アカウント名フォルダの直下にある「ライブラリ」フォルダが30GBくらいを占めています。

さらにたどると。。。

ライブラリ>Application Support>Mobile Sync

このMobile Syncというのが容量圧迫の犯人でした。なんと、1つ5GB前後のファイルを6つくらい抱えています。

これは何なんだ!? と思って、Google先生に確認すると、答えはあっさり見つかりました。

Mobile SyncはiPhoneのバックアップファイル

iTunesを使えば簡単にiPhoneのバックアップがとれます。MobileSync内にあるファイルはそのバックアップファイルで(だから、5GBとかクソ重いんですね!)、それが蓄積しているようでした。

iTunesは外付けHDDに移送してたんですよ。だから、てっきりバックアップも外付けHDDでとっていると思っていたんですよね。盲点でした。

消す方法はとっても簡単。

iTunesを立ち上げる>メニューの「iTunes」>環境設定>「デバイス」タブ

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消したいバックアップを選択して「バックアップを削除」し、最終的にOKを押します。OKを押したタイミングでバックアップファイルが消えます。

最新だけ残して他はばっさり削除。ばしばしと4ファイルほど消すと、あら不思議、なんと20GBも軽くなりました! まさに埋蔵金(笑)

という感じで、再びmacがすこぶる快調になりました。

iPhoneのバックアップファイル、なかなかあなどれないので、皆さんもお気をつけください!