モンハンXX体験版の各武器ブレイブスタイル雑感
いよいよモンハンダブルクロスの発売日一ヶ月前となり、公式より体験版がリリースされました。
注目株は新スタイルとなる、ブレイブ/レンキンスタイルです。今回、ブレイブスタイルについて、色々な武器で触ってみた雑感を以下にまとめます(ただし、狩猟笛、チャージアックス、ライト/ヘビィボウガンは除外。私が扱えないためorz)
ヘビィボウガン+ブレイブ始めたので、追記しました。
ブレイブスタイルの扱い方
ブレイブゲージを溜めて、MAXになると(主に火力が高い)専用のブレイブ技が使えるようになります。
各武器でいろいろとモーションは異なりますが、基本的なコンセプトはすべて同じで、以下のように動かします。
- 抜刀状態でYボタンを押すと、青いオーラを纏った納刀直前のポーズで1秒ほど止まります。
- その間に攻撃を受けると「いなし」発動で相手の攻撃をかわします
- いなさず、その間に攻撃ボタン(例えばX)を押すと、ブレイブゲージの溜まる特殊な攻撃を繰り出します。
- ブレイブゲージがMAXになるとブレイブ技が使用可能になります。
ポイントはブレイブゲージの溜め方です。いなしや通常攻撃で溜まる量は微々たるものなので、基本的には(Y->X)の納刀直前ポーズからの一撃で溜めます(大剣だと、Yからの溜め3を叩き込むと50%一気にゲットできます)。
ブレイブモードになってなんぼのスタイルなので、非ブレイブ状態では、延々とY->Xを狙うプレイが基本になります。
大剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- 高速強溜め斬り
- 高速強溜め移動切り
体験版の集中スキルなし状態にも関わらず、凄まじい速度で溜め3がぶっ放せるというとんでもないアクションです。
気持ちいいのは「溜め移動切り」です。溜め中にAを押すことで、前にすいーっと(ころりん一回分くらい?)移動して、大剣を振り下ろします。
- モンスターから少し離れた場所から溜め始める
- モンスターの攻撃がすかる
- Aボタンを押して前方移動後に振り下ろす
というのが簡単にできて、非常に気持ちいいです。強溜めだけあって威力もすさまじく、火力は明らかに上がっています。
欠点は、おそらく全武器種で最も納刀をする武器のため、ブレイブモードの納刀の遅さは噛合せが悪いです。ただ、逆に言えば、常時抜刀状態の戦闘スタイルを模索するべきなので、必須スキルであった抜刀(技)からようやく解き放たれるという解釈も成り立ちますね。
太刀
ブレイブモードで追加されるアクションは
- Rボタンの気刃斬りにガードポイントがつき、カウンターできる
- 気刃斬りのコンボが変わる(おそらくモーション値が高い)
- 赤以上の倍率を誇る青い刃が発動する
気刃斬りの強化が目立ちますね。特に気刃斬りのガードポイントによるカウンターは非常に強力です。
加えて、ブレイブなら気刃斬りが終わった後のドヤ顔納刀がなくなったのも非常にありがたいです。すぐにころりんで回避できる快感!
加えて「青い刃」もポイントです。
ブレイブ状態の間、赤よりも倍率の高い青い刃(黄と赤の中間くらいの倍率だそうです)がずっと発動しており、普通に殴っているだけで火力が高いです。なので、ブレイブ発動後も気刃斬りにこだわらず、普通に立ち回るだけで強さが発揮できます。
太刀は白>黄>赤の出世魚方式で、育成に時間がかかります。
ところが、ブレイブスタイルならば、強力な青モードが一発です。しかも、ブレイブモードにはかなりなりやすいときた。これは相当な火力アップになるんじゃないでしょうかね。
問題は、狩技が1つしか積めないことでしょうか。太刀は狩技が優秀ですからね。
片手剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 攻撃後に「X+A」の飛び込み切り
となります。キーを入れた方向にかっとんでいく技です(バク転専用の技に見えますが、実はそうではなく、キーを入れるとどの方向にもかっとびます)。
火力特化の技というより、立ち位置を変えることで延々とモンスターに張り付くことを想定した技となります。正直なところ、かなり玄人志向で、直接的な強さは感じない技です。
ただ、片手剣のブレイブは「XXAA」が使える点が大きいです。ブシドーだと死亡しているので、いなしをジャスト回避の代わりとみなし、ブシドーの代用品として使うにはいいかもしれません。
双剣
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 攻撃後に「X+A」で真鬼人乱舞
- 抜刀攻撃と「X+A」が鬼人突進連斬
- 「R」ボタンの鬼人ダッシュの最初にガードポイントがついている
ただの鬼人強化状態じゃねーか! という感じもしますが、このモードはハンターズノートによると、鬼人強化(ブレイブ)になるそうです。何が違うのか、あまりよくわからないのですが(笑)、ブレイブゲージの時間下落だけ気にしていればいいので、鬼神ゲージの減少/蓄積を気にしなくてもいいメリットがあります。
新アクションとして、非ブレイブ状態から使える鬼人ダッシュという、Rでショートダッシュする技が追加さています(2ころりんくらいは動いていそうで、けっこう走ります)。
ブレイブスタイルは納刀に時間がかかる関係上、納刀>ダッシュがやりにくいので、抜刀状態で使える鬼人ダッシュを駆使して敵に貼りつけ、というのがカプコンからのメッセージでしょうか。
気になるのは、双剣が太刀と同じく青色になっているので、モーション値に倍率が入っているのかな? という気もしますが、こちらは検証班のアナウンス待ちです。
双剣は攻防一体のブシドーが完成の域に達しているので、それを超えるほどの火力の高まりがあるのか、という点がポイントでしょうか。
ハンマー
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- 溜め攻撃後の溜めが、強溜めになる
- 強溜め後の攻撃が、真溜めになる
それぞれ溜め攻撃のモーション中にRを押しておくと、そのまま次の溜めに移行します。
ハンマーはかなりプレイ感覚が変わっているので、違いをまとめておきます。
- Y->Xで「武器出し攻撃」が撃てる
- XXXが不可でXXで止まってしまう(ホームランができない)
- 溜め3がなくなり、溜め1>溜め1>溜め2のような感じ
最初、Y->Xはホームランかと思っていたのですが、武器出し攻撃(納刀からX)と同じモーションのようです。
興味深いのは、強溜め、真溜めですね。
強溜めは、1段階しかないようで、ぴょんとジャンプするアッパーかち上げになります。
真溜めは、2段階あるようで、即時発動ならスピーディなスタンプ、2段階目なら、狩技のメテオをコンパクトにしたような技を打ちます。個人的には、真溜めは即うちのコンパクトスタンプが隙が少なくて良さげです。
これら新しい溜め技はスタン値がめっぽう強いようで、イヤンクックが物凄い勢いでピヨります。いよいよ、スタンの元祖本職としての復権が始まるのでしょうか。
ランス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- X+Aでガードポイントのある盾弾き攻撃をします
え、これだけ? という感じですが、タイミングさえあえば何でも弾いているようなので、ガード力はかなり高いのかもしれません(といっても、まだたいしたもの弾いてませんが)。
どちらかというと、ブレイブ発動そのものより、MHXで猛威を振るっていた「十字払い」をY->Xでいつでも出せるのがポイントの可能性があります。こちらの十字払いを駆使して、火力を出せということでしょうか。
当初、強化は盾のみ(笑)という感じでしたが、使ってみると、意外と無視できない性能でびっくりしました。
まず、スタン値が高い。イヤンクックだと4発ほど頭を勢い良く叩くとスタンしていました。
4発って。
出が早いのもあって、頭の位置が低いモンスターだったら、わりと簡単にスタンが取れるでしょうね。
興味深いのは、盾を挟むとコンボがリセットされるようで、突き突き盾突き突き盾突き突き盾と延々とコンボがつらねられることです。もちろん、一撃ごとに前に進んでいくので、どこかでバクステしないとダメなんですけど。
あと、盾は減気効果も強そうで、さらに結構ひるんでいるのでモーション値も高いんじゃないか、という印象もあります(印象だけですけど)。だとしたら、なんでもありの完璧兵器(防御までできる)がここに爆誕。
もう槍を捨ててシールドで戦えば? という性能の可能性まであります。
ガンランス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- X攻撃後、砲撃連発(連発回数の数に比例して攻撃力アップ)
- リロード後、振り下ろし>フルバーストのコンボ
- 竜撃砲の溜め時間短縮
ブレイブスタイルはガンランスのためにあるんだよ! と言わんばかりの大幅な性能強化が施されました。
リロード後の振り下ろし>フルバーストが非常に噛合せがよく(玉補充>玉打ち尽くし>玉補充>玉打ち尽くし>玉補充)、フルバーストってこんなに連発できたっけ(錯乱)? というレベルです。
さらに、そのリロードには発動時ガードポイントまでついていますからね。もうなんなんだよと。全部盛りかよと。
ガンランスは拡散一強状態でしたが、ブレイブスタイルにより通常にも光が当たりました。竜撃砲が狙いやすくなったので、放射にもワンチャンあるかもしれません。そういう意味ではいい調整ではないでしょうか。
スラッシュアックス
ブレイブモードで追加されるアクションは
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
- X攻撃後、Rボタン連打によるガチャガチャ変形攻撃
- X+Aの属性解放が2連発
単純に火力アップな感じです。ブレイブスタイルでオミットされた技も、なにかあったっけ? というレベルなので、通常通り立ち回りながら、火力アップも狙える、という具合に仕上がっています。
ただ、問題は狩技がひとつしかないことですね。
スラッシュアックスのバ火力は、剣鬼形態+エネチャの噛合せあってのものなので、狩り技装備がひとつというのはなかなか、難しいのではないかと思います。
倍率1.2+会心30%アップを超えるのって、厳しいですからね。
なんて言いつつ、XXだとそれら狩技が弱体化されている可能性もなくはないです。いくらなんでも強すぎますからね。
剣鬼形態+エネチャのコンボがパワーダウンすれば、あるいはブレイブモードも選択肢としてはありになるかもしれません。
操虫棍
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 虫がプレイヤのアクションと連動して攻撃する(らしい)
- スライドステップ(普通のステップよりも速い、滑るようなステップ)
正直、虫が一緒に戦っていてくれていたのか、と記憶をたどっても、自信がありませんね。なんか、うろうろしながら浮いていただけのような気もするし、モンスターに体当りしていたような気もするし。
そんなレベルです。虫が強くなったら、なにか有為な結果(時間短縮とか)があるかもしれませんが。
どちらかというと、スライドステップがぬるぬる動けて、敵の攻撃を捌くのに都合がよく、こちらのほうが貼り付きを基本とする操虫棍とは噛合せが良かったです。
操虫棍は、片手剣同様、ブシドースタイルに癖がありすぎるんですよね。ブシドーの虫が戻せないという制限は、かなり重い。一方、ブレイブスタイルには制限がほとんどないので(納刀待ち状態からじゃないとジャンプできないくらい)、ブシドーの代替品として個人的に期待しています。
弓
ブレイブモードで追加されるアクションは
- 剛射が1発だけではなく、2発うてる
- B2回でスーパーバックステップができる
- 棒立ちだと溜め時間が短くなる
弓の素晴らしいところは、ブレイブモードへの移行のしやすさ。Y->Rが長距離からの狙撃なので、かなり簡単です。非ブレイブだと剛射が使えませんが、まあ、さっさとブレイブになれ、ということですね。
ブレイブ状態だと剛射が1発増えるので、3連撃が可能となり、DPSのすさまじい向上が期待できます。ただ、その分、隙も大きくなるので、何も考えずにばんばん撃っていいものでもないんですけど。
火力特化のブレイブ、生存特化のブシドーとうまく住み分けができているので、よい調整ではないでしょうか。
ヘビィボウガン
巷でぶっ壊れと噂のブレイブ・ヘビィです。確かにボルテージショットがすごく気持ちいいですね。
ブレイブモードで追加されるアクションは以下の3つです。
- パワーラン
- スライディング
- ボルテージショット
パワーランは、Bボタンのころりんの後、押しっぱなしにしていると始まるダッシュのことです。走行開始後なら、ボタンを離しても大丈夫です。
パワーラン後、再びBボタンを押すとスライディングします。向き変更は不可で、違う向きにキーを入れるとただのころりんになるので要注意です。スライディング後、再びボタンを押しっぱなしにするとパワーランに移行します。
で、お待ちかねのボルテージショット。まず、しゃがむ必要があります。ブレイブのしゃがみ方は以下の2パターンです。
- その場でX+Aを押す。
- スライディング後、X+Aを押す。
違いはスライディング後だと、キー入れしている方向に向き直って銃を構えることです。その場しゃがみの場合は真正面のみとなります。スライディングから構えることが多いと思うので、キー入れを忘れずに行いましょう。
で、その状態でXボタンを連射(or押しっぱなしでもOK)。
タン、、タン、タンタンタタタタタタタタ!!!
みたいな速度で、加速する射撃が撃てます。最後の1発を打ち切ると、妙なカッコつけたポーズをとるので、最後の1発は残して次の行動に移るのがトレンドです。でも、最後の決めポーズはロマン枠。
非常に気持ちいいので、爽快感のあるアクションです。
ちなみに、マメ知識ですが、ブレイブに移行するためのブレイブリロード(Y押してからX)に「ボウガンから火花が出るタイミングでブレイブリロードをおこなうことで、隙を軽減できる」という効果があります。
Yボタンを押してから、だいたい2秒後くらいにハンターが腕を動かして、銃身をスライド(このときに火花が出ます)しします。そこでXを押すと、かなり速く弾込めができます。それほどシビアではないので、一度ゆっくりモーションを眺めれば簡単に覚えられるでしょう。
つまり、Yの直後にすぐXを押すな、ということですね。