GalaxyS4からZenfone3 MAXに機種変したときの作業一覧
奥さまのギャラクシーS4が天に召される寸前の状態になりまして。挙動不安定な状態に突入しました。
具体的には、いきなり電源が落ちてしまう。
これは待ったなし状態や! というわけで、ASUSのZenfone3 MAXを購入しました。
エイスース ZenFone 3 Max ゴールド ZC520TL-GD16
- 出版社/メーカー: Asus
- メディア: エレクトロニクス
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しかし、問題は嫁のITリテラシーです。限りなくゼロ近似という現実が。
4年スマホを使っていて、コピペの方法すら知らない状態だったりします。
無理だよ! スマホの機種変とか絶対に無理だよ!
というわけで、IT業界の片隅に生きる者として、嫁の機種変作業を代理しました。
もちろん、つつがなく終了。
そこで思ったんですけど、IT機器に疎い人ってどう移行しているのでしょうか?
作業工程が頭にあれば、ネットで調べながらできます。でも、奥さまみたいな人だと何から始めればいいかわからず、頭ぱーん⇛終了です。
そんなわけで自分の備忘も兼ね、何をしたのかをメモしておきます。
ただ、あくまでも作業項目の列挙と簡単な説明のみです。詳細な手順については記事内のキーワードを参考に、ネット検索してみてください。google神を信じましょう。
SIMフリースマホにおける、機種選び
基本的に好みでOKですが、お使いのMVNOキャリアが動作保証している機種のほうが安全です。購入予定のSIMフリーケータイを「各キャリアのホームページにある対応機種一覧」を調べてから購入しましょう。
iijMIOだったら、ここですね。
SIMの入れ替え
今回の場合、ギャラクシーS4からzenfoneへの移動ですね。大事なのは、各端末のSIMカードの位置を把握しておくこと。zenfoneの場合
- 本体のサイドにある穴に、付属の金属棒を挿す
- 飛び出したカートリッジにSIMを取り付ける
iPhone SEも同じような機構だったので、新しい系のスマホなら、基本的に同じ構造だと思います(マニュアルに書いてあるはずです)。
ただ、ギャラクシーS4は仕組みが違いました。
- ギャラクシーの裏側のフタを外す
- 丸見えになった背面の、バッテリーの右上にSIMの差込口がある
- ちょっとはみ出ている部分を押し込むと、SIMが飛び出る
という具合です。古い機種だと場所がまちまちの可能性があるので、SIMの場所は確認しておきましょう。
初期設定
SIMフリーを入れ替えたら、早速、スマホを立ち上げます。zenfoneの場合、そのまま対話式の初期設定が始まります。
ここで設定したのは以下のとおりです。
Googleアカウントは、奥さまが「アカウント忘れた」と言ったので、新しくアカウント取得しました。
LINEのインストールと引き継ぎ
現代日本になくてはならないインフラツール、それがLINE。ITリテラシー0の奥さまも愛用しております。
奥さま>LINEだけ入っていればいいよ!
なるほど。それでは入れましょう。しかし、LINEを単に導入すればいいというものでもなく、古いスマホに入っているデータを引き継がなければなりません。
基本的にLINEは
- メールアドレスでサインインして、アカウント移動する
- 友達や購入スタンプはそのまま持っていける
- トークの履歴だけは別ルートで移動する(必要ならば)
という感じで、2段階の移行となります。トークの履歴は、過去を振り返らねーぜ! というロックな生き様なら不要かと思います。
奥さま>うーん、あなたとのLINEはどうでもいいけど、お母さんのは残したい
奥さま!? ちょっと扱いひどくないですかね? 「私のも残してくれ」と泣いて奥さまに頼み込みました。
LINEの手順はかなり複雑なので、以下のサイトを参考に行いました。
LINEアカウント引き継ぎ official-blog.line.me
トーク履歴引き継ぎ appllio.com
自分用にカスタマイズ
工場出荷状態のスマホは、当たり前ですが、自分用の設定がなされていません。
奥さま>うゔぉー、ケータイ打ちができないー。
ケータイ世代の奥さまは「お」を打つために、「あ」を5回押すタイプ。zenfoneにATOKがデフォルトで入っていた関係で、フラワータッチになっていました。
というわけで、自分流ではない設定を修正していきます。
- 画面の回転を止めて、縦で固定
- ATOKの初期設定をケータイ打ちに変更
- スリープに移行する時間の設定(5分無操作でロックとか)
- マナーモードの設定
取り急ぎ、私が設定したのはこれくらいです。
このあたりは機能のあたりさえついていれば、「機能名+andoroid」でネット検索すれば設定の場所が確認できるので、好みに応じて適宜おこなってください。
メーラーの設定
奥さま>大丈夫! yahooのサイト直接いってメール見る!
大丈夫じゃない(迫真)
アプリがないと、スマホへのメールの到着通知がないわけで、メールが届いても気づけないわけです。yahooのサイトを定期チェックとか面倒ですしね。
というわけで、メールアプリを導入しましょう。
- yahooメールアプリ
yahooメールだけを対象とするなら、本家アプリで充分です。ただ、それ以外のメールを見る場合は
- gmailアプリ
など、他のメーラーを使用します。gmailアプリはyahooメールも取り込めるのですが、設定にコツがあります。そのあたりは以下を参考にしてください。
連絡帳の移行
連絡帳の移行は頭の痛い問題でした。ていうか、できるの? みたいな。
- ギャラクシーではドコモ電話帳という、キャリア仕様ばりばりなアプリで管理しており、外に持ち出せるか不明
- 奥さまがSDカードを持っていないので、SDカード無しで移行を検討
- Googleにアドレス登録>移行は奥さまが難色
これ無理じゃね? と思っていたわけですけど、意外と簡単にできました。
- ドコモ電話帳から他の電話帳にデータ移行可能
- データの受け渡しはBluetoothでできる
あまりBluetooth経由のサンプルがないので、これを見ればOK! というのはないのですが、以下が参考になります。
これでアドレスファイルを新しい端末に移動できます(両方の端末のBluetoothをONにするのを忘れずに)。
上記はエクポートなので、次はインポートになります。インポートの手順は思い出せる範囲で書くと
- 新端末のローカルに「bluetooth」フォルダができているのを確認。
- ファイルマネージャを使用する。
- 新端末の連絡帳で「インポート」を選択。
- 「ローカルファイルから」という趣旨の選択肢があるので、それを選択後にbluetoothフォルダ内のファイルを選択。
でした。bluetoothでのファイル受け渡しができるのは便利ですね。
ただ、特に制約がないのなら、googleアカウント経由で住所を受け渡すのが最も楽なのでしょうね。