おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

SBIの確定拠出年金をやってみた

最近、確定拠出年金、という単語がわりと盛り上がっています。

もともとは自営業とかだけができた節税方法の一種なのですが、サラリーマンなどにも解禁されたからですね。

というわけで、流行りものには乗っておけ、の法則に従い、私もSBI証券を通じて確定拠出年金を始めることにしました。

確定拠出年金って何?

簡単に言うと、年金の一種です。

通常の年金は国が投資で運用していますが、確定拠出年金の場合、自分で投資信託を購入して、自分で運用します。

増える可能性もありますが、減る可能性もあります。

減る可能性があるならやりたくないのが日本人的人情ですが、それを背負うだけの価値もあります。それは通常の年金と同様、所得控除の対象になります。

つまり、税金が安くなる(=その分、お得)ということです。

確定拠出年金でSBIを選んだ理由は?

ネットで「SBI証券は手数料が安いから」と紹介されていたからです。もともと口座を作っていた、というのもありますが。

こういった投資系の窓口選びの鉄則は「少しでも手数料が安いものを選べ」です。

資料請求からの流れ

まずはSBIのサイトに行き、確定拠出年金の資料を請求します。

すると、詳細は覚えてないのですが、これくらいのものが送られてきます。

私は投資信託の商品の分厚さ&書いている言葉の意味不明さにびびって、これは勉強してからじゃないと安易にできない! としばらく放置してしまいました。

ただ、実は投資信託以外にも「定期預金」の選択肢があります。そして、投資信託とは違うので、損をすることもありません。

SBI証券の場合、デフォルトは「するが銀行の定期預金」なので、節税効果だけを狙うなら、定期預金で「登録>>>>>即放置」でも問題ありません。

申し込んでからの流れ

申し込むと、しばらくしてから「SBI証券確定拠出年金専用サイトのID+パスワード」が送られてきます。

現状、登録者の申請が非常に多いらしく、ここのリードタイムが長いようです。

  • 正月明けに、登録申請をおこなう
  • 2月中旬に、IDとパスワードが届く
  • 3月より拠出開始

という状況でした。

サイトの中身は

サイトにログインすると、前述した通り、デフォルトの状態で「スルガ銀行の定期」に全振りされています。

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投資信託とかよーわからん! という人で免税効果だけを狙うなら、ここで放置もありです。

自分で商品を選ぶ場合は、「掛け金の配分割合を指定する」を選択すると、以下のような画面に遷移します。

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ここで、購入したい投資信託の「割合(%)」を入力して登録するだけでOKです。後はシステムの方で勝手に、設定した掛け金を振り分けて、規定日になると商品を購入してくれます。

なんとも楽なシステムですね。

で、するべきなの?

60歳まで現金化できない、というデメリットはありますが、定期預金にするだけで節税効果が得られる制度です。

貯金額がそれなりにある状態なら、現金化できないことはそれほどリスクではないと思いますので、ただ銀行に余剰金を貯金するくらいなら、税金節約のため制度の利用を検討するのもよいのではないでしょうか。