おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

【モンハン】防御力は高いのにダメージが減らないなら属性耐性を確認しましょう

初心者向けの内容で、モンハンにおいて受けるダメージは防御力+属性耐性で決まる、という話です。

防御力は高くても死ぬ

基本的に奥さまは私と一緒にプレイしているのですが、たまには一人でオンラインをプレイする時もあります。

そんなある日のことでした。敵は獰猛化イビルジョー。奥さまはそこで、見事に2落ちしてしまったとのことです。

まあ、誰にだってそういうこともあります。

しかし、なかなかオンラインは厳しいところで、意気消沈した奥さまが酒場に帰ると、パーティーは解散、罵倒のメッセージが残されていました。

名無しさん>防御力高いくせに!

これは怖いインターネッツですね!

私が帰宅すると、しょんぼりと落ち込む奥さまと、閉じられた3DS。話をきいて、奥さまの装備を確認して、そして、私は固まりました。

私>え、この装備でイビルジョーに行ったの?

奥さまの装備は最大限まで強化された「ブラック一式」装備でした。

f:id:onipad:20170415194810j:plain

なるほど、確かに防御力は901、高いです。

しかし、この装備はイビルジョーとの相性が最悪です。それは装備の属性値のせいなのですよね。

属性値がどう被ダメージに関与するのか、意外と知らない人が多いようなので、ここでとりあげておきます。

属性値という仕組み

まず、武器の話からなのですが、モンスターハンターの武器のいくつかには、以下の属性が割り振られています。

その属性を苦手とするモンスター、たとえば、氷をまとった巨象ガムートならば、火の武器を担いでいけば、効率よくダメージが与えられる、という仕組みになっています。

で、それはハンター側も同じです。

ハンターの防具には、防御力の他に、属性値が割り振られています。

f:id:onipad:20170415195016j:plain

これは白疾風ナルガクルガの防具です。火と雷にマイナスが付与され、他はプラスになっています。

どういう意味かというと、プラスはその属性に強く、マイナスはその属性に弱いことを意味しています。

つまり、この防具をつけていると、火と雷のダメージは増え、水のダメージは減ります。氷龍は変わりません。

ダメージの増減は「パーセンテージ」。つまり、火は2%、雷は3%のダメージ増加が発生します。

例えば、ジンオウガのように雷攻撃を繰り出してくる敵と戦うと、属性耐性がプラスマイナス0の装備と較べて、ダメージが3%増しになる、ということです。

なんだ、たった3%かよ、と思いますか?

でも、防具は5つの組み合わせによって成立します。5つの装備が全て-3%ならば、合計で-15%。

15%増しはさすがに無視できません。

特に超特殊許可のような難関クエほど、一撃で瀕死レベルのダメージをもらいます。パーセンテージによる増加は、ベースの値が大きければ大きいほど、大きな値となります。

  • 10ダメージの15%増しは11.5。
  • 100ダメージの15%増しは115。

強い敵ほど、属性値マイナスは無視できないことが、わかっていただけると思います。

どれほどブラック一式はイビルジョーと相性が悪いのか

では、奥さまの着ていたブラック一式がどれほどイビルジョーと相性が悪いかを確認しましょう。

ブラック一式は属性を理解するには、最適な装備です。なぜなら、明確な弱点が存在するからです。

f:id:onipad:20170415213307j:plain

  • 火水雷氷⇛+10
  • 龍⇛-25

龍のマイナス25がかなり目立っていますね。

つまり、圧倒的に龍属性に弱いです。

他の属性は逆に+10%カットしてくれるので非常に優秀なんですけどね。龍属性だけはダメ。そういう装備です。

対して、イビルジョーは龍属性のブレスを吐いてきます(黒いもやのような、あれです)。獰猛化イビルジョーは龍属性ブレスが獰猛ブーストかかりますので、とんでもないダメージが入ります。

そんなもののダメージが25%も増えていたら、そりゃもう無理ゲーです。

ブラック一式を着ているなら龍属性の敵とは戦うな、これはひとつの鉄則なのです。

とはいえ、逃げ道はあります。

属性値の上げ方

相性の悪い装備で狩りには行くな、というのが基本ですが、しかし、なかなか素材集めが大変なのがモンスターハンター。相手にする属性ごとに装備を用意するのも手間がかかります。

そういう場合、属性値を上げることで対応します。属性値を上げる方法は大きくわけて2つ。

  • スキル○耐性
    • +10の小で耐性+15アップ、+15の大で耐性+20アップ
  • 猫飯の発動効果で「○属性耐性(大)」
    • 属性+10アップ

となります。

ブラック一式も、龍耐性(大)とネコ飯のW発動で+20+10で合計30アップ。初期値はマイナス25ですから、プラス5まで持ち上げられます。

というわけで、属性値が悪い装備の場合は、その弱点を補うスキル構成を用意しておきましょう。

最近、話題のグギグギグ装備も属性耐性がオールマイナス(特に雷は-17)という厳しい設定になっていますが、この方法で補うことができます。

属性値を上げると難易度は下がる

逆に、属性値を上げることでクエストの難易度は大きく下がることも覚えておきましょう。

前に「パーセンテージによる増加は、ベースの値が大きければ大きいほど、大きな値となります」と書きました。

それは減少もまた同じことです。元のダメージが大きいものほど属性値によるダメージカットは大きくなります。

例えば、属性プラスマイナスゼロの装備に属性(大)スキルと猫飯を発動すれば、それはそのままプラス30となります。

属性値+30は、つまり、30%のダメージカットを意味します。

これは非常に大きな効果です。

マイナスを打ち消すのも重要ですが、大きなプラスを作る、という視点もまた属性耐性には必要です。

一撃が痛すぎて耐えられない場合、属性値を押し上げることでダメージを減らす、という戦術は非常に有効なので、覚えておきましょう。