【節約生活】家で髪を切って散髪代を浮かせる
私の髪、むっちゃ伸びていたんですよね。
しかも、天パなものですから、髪もごわっていて。もみあげなんて荒ぶりまくっていて、ぴょりーんって横に飛び出ていて。なんで重力を無視するんだよ、お前は。
散髪にいくべきかと思っていたら、嫁がこう言いました。
嫁>あなたの髪を、わたしが切ってあげよう
へえ? 他人の髪を切ったことあるの?
嫁>ない
は?
嫁>ない
え、いやいや、大丈夫なの?
嫁>大丈夫。わたし器用だから! 子供ができたら、子供の髪くらいなら切れるよ、きっと!
いや、私、髪型変でも許される子供じゃなくてソーシャルな生き物の社会人ですよ?
ていうか、そもそも「きっと」って何ー!
と思ったものの、私は首を縦に振りました。嫁の意向は金剛石よりも硬く重い。多くの夫たちと同様、我が家の平穏のために反対はできません。
というわけで、嫁(初心者)による私の散髪(という名の実験)が決まりました。
準備したもの
困ったときはグーグル先生に聞け、が今の時代の絶対正義。
とりあえず、Amazonで最も売れているバリカンはこれらしいです。
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2014/05/01
- メディア: ホーム&キッチン
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426件のカスタマーレビューで4.5点とか神か。というわけで、これを購入しようかな、と思ったのですが、とりあえず保留。
家の近所で散髪用のハサミを買いました。
散髪用のすきバサミです。値段は1000円くらいでしょうか。これと、家にあったふつうのハサミが奥さまの獲物となります。
YouTuberがハサミだけで散髪しているのを見て、奥さまが「まずはハサミだ!」と言ってハサミだけで挑むことに決まりした。
あとは100円ショップで、散髪用ケープ(散髪するときに着させられる、雨がっぱみたいなやつ)を購入して準備完了。
というわけで、準備したアイテムは以下の通りです。
- すきハサミ
- ハサミ
- 散髪ケープ
そして、大実験が始まる
そして日曜の夜、ついに決行が決まりました。
私>いやー、日曜の夜はダメなんじゃない? 失敗したとき、散髪屋にいけないし、そのまま出社しないとダメだしさ。もう少し時間に余裕のあるときで――
嫁>大丈夫だから!
食い気味に言われました。奥さまの根拠ゼロの自信につきあうしかありません。覚悟を決めろ!
準備は以下の通りでした。
- 部屋の片隅にビニールをしく
- ビニールの中央に腰掛けを置く
- 散髪ケープをかぶる
で、奥さまがぱちんぱちんと私の髪を切り始めました。
結果は以下の通りです。
before
after
なかなかばっさり切れていますね。こわごわ切っていたのもあるのですが、時間は40分ほどです。慣れれば、もっと速くなるでしょう。
切った髪の残骸
いやー、そんなに切ったの? というくらい髪が散乱していますね。
後片付けはとても簡単で、散髪ケープは使い捨てとみなし、髪の散っているビニールと一緒にくるんで、そのままゴミ箱に。
それで終わりです。
感想
感想としては、そうですね、別に悪くはなかったです。ただ、プロと比較すると
- たまに髪の毛を引っ張りすぎて、いたっ! となる。
- プロは流れるように髪を切るが、嫁はそれができないため、頑張ってぱち、ぱちと盆栽を切るように切っていた。
くらいでしょうか。これも慣れの問題の気もしますから、それほど気にするものでもないような。
個人的にはもっと短くしてもらいたかったのですが(私はいつも「ばっさり切る>長く伸ばす>ばっさり切る>長く伸ばす」を繰り返しています)、奥さま曰く
嫁>短く切るのはなかなか難しい
とのことで、初回からの挑戦は断念となりました。そこらへんはバリカンを買ったら、挑戦する予定です。
逆に言えば、あまり短くしない人なら、ハサミさえあれば自宅で切るのも難しくはないようなので、興味があるならトライしてみてはいかがでしょうか。