おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

【節約生活】家で髪を切って散髪代を浮かせる

私の髪、むっちゃ伸びていたんですよね。

しかも、天パなものですから、髪もごわっていて。もみあげなんて荒ぶりまくっていて、ぴょりーんって横に飛び出ていて。なんで重力を無視するんだよ、お前は。

散髪にいくべきかと思っていたら、嫁がこう言いました。

嫁>あなたの髪を、わたしが切ってあげよう

へえ? 他人の髪を切ったことあるの?

嫁>ない

は?

嫁>ない

え、いやいや、大丈夫なの?

嫁>大丈夫。わたし器用だから! 子供ができたら、子供の髪くらいなら切れるよ、きっと!

いや、私、髪型変でも許される子供じゃなくてソーシャルな生き物の社会人ですよ?

ていうか、そもそも「きっと」って何ー!

と思ったものの、私は首を縦に振りました。嫁の意向は金剛石よりも硬く重い。多くの夫たちと同様、我が家の平穏のために反対はできません。

というわけで、嫁(初心者)による私の散髪(という名の実験)が決まりました。

準備したもの

困ったときはグーグル先生に聞け、が今の時代の絶対正義。

とりあえず、Amazonで最も売れているバリカンはこれらしいです。

パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S

パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S

426件のカスタマーレビューで4.5点とか神か。というわけで、これを購入しようかな、と思ったのですが、とりあえず保留。

家の近所で散髪用のハサミを買いました。

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散髪用のすきバサミです。値段は1000円くらいでしょうか。これと、家にあったふつうのハサミが奥さまの獲物となります。

YouTuberがハサミだけで散髪しているのを見て、奥さまが「まずはハサミだ!」と言ってハサミだけで挑むことに決まりした。

あとは100円ショップで、散髪用ケープ(散髪するときに着させられる、雨がっぱみたいなやつ)を購入して準備完了。

というわけで、準備したアイテムは以下の通りです。

  • すきハサミ
  • ハサミ
  • 散髪ケープ

そして、大実験が始まる

そして日曜の夜、ついに決行が決まりました。

私>いやー、日曜の夜はダメなんじゃない? 失敗したとき、散髪屋にいけないし、そのまま出社しないとダメだしさ。もう少し時間に余裕のあるときで――

嫁>大丈夫だから!

食い気味に言われました。奥さまの根拠ゼロの自信につきあうしかありません。覚悟を決めろ!

準備は以下の通りでした。

  • 部屋の片隅にビニールをしく
  • ビニールの中央に腰掛けを置く
  • 散髪ケープをかぶる

で、奥さまがぱちんぱちんと私の髪を切り始めました。

結果は以下の通りです。

before

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after

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なかなかばっさり切れていますね。こわごわ切っていたのもあるのですが、時間は40分ほどです。慣れれば、もっと速くなるでしょう。

切った髪の残骸

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いやー、そんなに切ったの? というくらい髪が散乱していますね。

後片付けはとても簡単で、散髪ケープは使い捨てとみなし、髪の散っているビニールと一緒にくるんで、そのままゴミ箱に。

それで終わりです。

感想

感想としては、そうですね、別に悪くはなかったです。ただ、プロと比較すると

  • たまに髪の毛を引っ張りすぎて、いたっ! となる。
  • プロは流れるように髪を切るが、嫁はそれができないため、頑張ってぱち、ぱちと盆栽を切るように切っていた。

くらいでしょうか。これも慣れの問題の気もしますから、それほど気にするものでもないような。

個人的にはもっと短くしてもらいたかったのですが(私はいつも「ばっさり切る>長く伸ばす>ばっさり切る>長く伸ばす」を繰り返しています)、奥さま曰く

嫁>短く切るのはなかなか難しい

とのことで、初回からの挑戦は断念となりました。そこらへんはバリカンを買ったら、挑戦する予定です。

逆に言えば、あまり短くしない人なら、ハサミさえあれば自宅で切るのも難しくはないようなので、興味があるならトライしてみてはいかがでしょうか。