おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

中年おっさんが最新プリクラを撮りにいってビックリした話

先日、奥さまと年甲斐もなくプリクラを撮ってみました。

私⇐プリクラ経験なし 奥さま⇐最後に取ったのはいつぶりだろう。。。

そんな昭和の化石状態な年寄り二人。もちろん、最新型のプリクラの使い方などわからず、おろおろしました(笑)。

せっかくなので、そのおろおろした内容をまとめておきます。

そもそも入り口がわからない

プリクラと友達だったことのない私のイメージだと、プリクラって「カーテンで仕切られた箱」なんですね。

てっきりそういうものかと思っていたら。。。

なんか箱がでかい。ひと箱ではなくてふた箱分あるように見えます。

私>え、これどこから入るの?

奥さま>わからない。。。

おろおろしました。

答えとしては「撮影する箱」の横に「撮影した写真に落書きする装置」があり、二箱あるような大きさに見えた、ということです。

落書き機能に困る

写真を取った後、外で落書きしてね、と促されます。

その落書き機能が多彩なんですよね。

ああー、女子高生たちはきゃっきゃうふふしながら、写真をきらきらデコるんだろうなあ、と思うわけです。

でも、年寄り二人はそんな機能があることすら知らず。

もともと撮影さえできればそれでいいつもりできたので。

落書き画面を前に、完全にフリーズしていました(笑)。

意外と落書き時間も長いんですよね。

使い方の分からない落書き画面、それを終わらせる方法もわからずおろおろしていました。

撮影した写真にびっくり

撮影された写真のプレビューを見てびっくりしました。

  • 超美白
  • デカ目補正

補正がすごい。いや、噂ではきいていたんですけどね。最近のプリクラの補正については。

想像を超えたっていうか。

これは俺たちじゃない!

そんな感じです。私の目ってデフォルトだと細いんですよ。「目が開いてないよ」と言われるくらい細い。

その目が普通の人くらいになっていましたから。

やったー、僕もようやく普通の人になれたぞー、って嬉しくない!

でも、それはまだマシなほうでした。本当にひどいのは目が大きい人。

奥さまはナチュラルに目がでかいのですが、その目が拡大されてしまうと、それはもう大変な事態です。

新種の妖怪かな?

というレベル。

自分たちのキャラデザをベースに、1000年後の人類を想像してみましたという感じの未来人がそこにいました。

なんていうか、もう「これが自分だ!」と自信を持って言えない感じの写真になっていたんですが、こういうアレンジが求められる時代なんですね〜。

値段の高さに当初びびる

1回撮影したら500円でした。

500円!?

この値付けには本当にびっくりしました。500円って学生的には結構な金額ですからね。

でも、通常は女子高生が2人〜4人くらいで撮影すると思うんですよね。みんなで割れば200円くらいなので、そこまで高くないですね。つまり、複数人での利用を想定した値段付けだと。

複数人の撮影場所+落書き機能のせいでプリクラ機ってハコが大きいいんですよね。

スペースを考えると、これくらいの値段ではないとゲーセン側は元を取れないのかもしれません。

プリントされた写真がどこから出るかわからない(笑)

写真も取った。落書き機能も終わった。

最後にプリントアウトされるわけですが、どこから出てくるかわからなかったです。

奥さまと一緒におろおろしながら探しました。

落書きする座席の足元に出力口があれば迷わないんですけど、そこから離れたプリクラ機の脇にある小さなスロットからひっそりと出力されていました。

まとめ

最初から最後まで、徹底的におろおろする体験でした。

プリクラって集合写真を手頃に撮るためのマシンだと思っていたんですよ。だから、奥さまと記念に(普通の姿で)撮影するつもりでした。

でも、もう進化しすぎていて、そういう用途では使えないですね。

  • 美白・デカ目効果
  • 落書き機能

主なターゲット層である女子高生や女子大生をいかにエンターテインするか、その一点に絞って極限進化をとげた感じです。

でも、これはこれで「あり」ですよね。

今をリアルに切り取る「写真」という機能を超えて、楽しくデコって「かわいい写真」を作る。

今のプリクラはそういう機械なのであります。

普通の写真が撮りたければスマホの写真があるわけですから、そのへんで住み分けているんでしょうね。