おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

【育児】子供が生まれて2ヶ月半が経った

子供が生まれてから早いもので二ヶ月半が経ちました。人生始まって以来の出来事に右往左往しつつも何とかやっております。

体重も3010gから5kgまで増え、一回にミルクを飲む量も60mlから160mlまで増えました。

新生児の成長はとても早いもので、日々いろいろなものが変わっていきます。忘れるのもなんなので、これまでに思ったことをまとめておこうと思います。

最初の一ヶ月はまるで地獄

赤ちゃんが爆誕すると、親は生まれてきてくれてありがとうと思うそうですが、そこからの日々はまるで地獄です。

まー、とにかく泣きますね。こちらが泣きたくなるくらい。

何か不満があると、すぐに、ぴぎゃー! となるのですけど、理由がわからないんですね。もうお前、まじで「日ノ本語しゃべれよう」の世界です。

おむつがぐっしょりとか、お腹が空いたとかなら簡単なアンサーなんですけど、中には「寝たいけど泣きすぎて興奮して寝れないから、その不快感でさらに泣く」とかいう理不尽なものまで。

最初の一ヶ月は、まじで寝ているか泣いているかみたいな状態です。「頼む、寝ててくれ!」と祈るような気持ちの毎日です。

そんな感じで赤ちゃん無双状態なわけですが、さらに大変なのは、

最大戦力である奥さまが出産明けで体力がぼろぼろ

という状態です。

法律的に、出産後2ヶ月は仕事禁止ですが、よくできています。1ヶ月でようやく回復、2ヶ月で平常運転という感じなので。

我が家は奥さまのお母さんがヘルプに駆けつけてくれたおかげで何とかしのげましたが、そういうのが期待できない場合、まじで男も一ヶ月くらいは育休を取ったほうがいいと思います。

夜も2〜3時間で起きて、ぴぎゃー

最初の一ヶ月は、夜も断続的に目を覚まして、ぴーぴー泣くんですね。

おかげで全く寝られません。生まれたばかりの赤ちゃんには、昼夜の区別がないので夜にまとめて寝るという習慣がありません。お腹の中にいたリズムのままに、自由きままに寝て起きます(そして、起きるとたいてい泣きます)。

もっともシンプルな拷問は「睡眠不足」

と言いますが、夜中に赤ちゃんの相手をしていると、けっこう精神的に削られます。

私はフルタイムで働いていたのでとても夜中に子供の相手をする余裕はなかった(日中働けなくなる)ので、育休中の奥さまが頑張ってくれましたが。

奥さまの苦労には頭が下がります。

新生児の相手で一番こたえたのは、この睡眠不足ですね。これが育児かと絶望的な気分でしたが、意外と早く収束します。

個人差はあると思いますが、うちの子供だと1ヶ月くらいで少しずつ収まり始めました(昼は起きていて、夜に寝る時間が長くなる)。

つまり、最初の一ヶ月が勝負ですね。

男親の、育児の辛いところ

濡れたおむつくらいは余裕で変えるんですけど、

ぶっちゃけ、「おっぱい」の有無が非常に大きいです。

おっぱいが便利だなーと思うのは

  • 子供が泣いているとき、おっぱいをくわえさせて「腹がすいているか」チェックできること

これが本当に大きいです。泣いている状態から、赤ちゃんが「何に不満を感じているか」を推測しないといけないんですね。

空腹については、最後にミルクを飲んだ時間から予想はできるんですけど、それはそれほど信用できない情報だったりします。

なので、空腹か! と思ってミルクを作ったら、ぜんぜん飲んでくれない、ということもあります。でも、ミルクを作るのって、冷ます必要があるので意外と時間がかかるんですよね(10分くらい?)。

それだけかけてハズレとかへこみます。

でも、おっぱいがあれば、もっと簡単ですね。おっぱい飲む? みたいなノリで赤ちゃんに乳首をくわえさせれば解決するわけです。

それ以外にも効用があります。

  • 赤ちゃんは乳首をくわえるとわりと落ち着く

あれ万能すぎだろ、というのが私の感じです。

子供の成長

この時期の子供の成長は、本当に早いです。

冒頭にも書きましたが、わずか2ヶ月半で3kgから5kgですからね。体重が1.7倍くらいになっているのですから、なかなかすごいものです。

外見的には、とにかく「肉が詰まっていく感じ」がすごい(笑)

生まれてきた当初は、手も足も小さくて弱々しい感じなんですけど、もりもりと肉がついていって、しっかりしていきます。ふとももとかむっちむち。

肌とかも、生まれた直後は「ふわっと柔らかい」だけだったのが、今は「ぷよぷよした肉の柔らかさ」に変わっていきます。もう今では、昔の肌の柔らかさは堪能できません。

そんな感じで、わりと多くのことが「今まであった赤ちゃんの様子が、今日から急に見られなくなる」ことだったりします。

その最たるものは表情でしょうか。

表情の多様化は目覚ましいものがあり、2ヶ月半だとよく笑ってくれるようになります。逆に言うと、生まれた直後はそんなに表情がないんですよね。ぼんやりしていることが多い。

生まれた直後、多かったのは「無の表情」ですね。

何を考えているのかわからない感じの、悟りきった表情(こいつ天上天下唯我独尊とか言いそう!)みたいな表情が多かったのですが、今だとその表情は拝めません。

たぶん、自我が宿ってきたのかな、と思います。私も奥さまも無の表情が好きだったのですが、こればかりは仕方ないですね。

そんな感じで、ある日突然、何かが変わる、というのはわりと多いので、わが子の一瞬一瞬を見逃さないようにしたいものです。

喋るの?

生後一ヶ月くらいから、機嫌がいいと「あー」とか「うー」とか言い出します。喃語というやつか、と思っていたら、正確にはクーイングというもので、発声練習をしているそうです。

で、2ヶ月を経過したくらいから、急にクーイングの頻度が増えました。今だと静かにしていることが少なく、結構な頻度で何か喋っています(相変わらず意味は不明ですが)。

そんな感じで、すごい勢いで言葉を覚え(る準備を整え)ているためか、頭の発育がすごいです。なんか大丈夫? というくらい頭が膨らんでいく。脳が大きくなっているんでしょうね。

頭が大きくなると、赤ちゃんの首のぐらぐらが不安になるものですが、問題ありません。だいたい二ヶ月くらい経つと、首は座ってきています。昔は油断するとすぐに首が「こきん」となっていましたが、今はそれほど振れません。

本当に、成長が早いものです。

とはいえ、まだ動けませんが(笑)

一方、奥さまは

先にも書いたとおり、奥さまの体調は1ヶ月で回復、2ヶ月で復調なので、現時点ではほぼ普通の体調に戻っています。

とはいえ、もう昔には戻れません。

まず、奥さまの、私に注がれていた愛情のほとんどは赤ちゃんに向けて注がれています。私はその飛沫くらいでしょうか。おまけ? みたいな。

そのあたりに一抹の寂しさはありますね(泣)。

前述したとおり、おっぱいという育児に関する万能アイテムを持つ以上、どうしても育児は奥さまの方に比重が傾きます。少々の「おざなりさ」は諦めるしかないでしょう。

そんなわけで、奥さまの負担を少しでも軽減するルールは設けたほうがいいです。

我が家では「食事は作らなくていい」としています。基本的に外食ですね。

これは家事負担の大幅削減に貢献しております。育児とか超絶大変なので、外注できるものは極力外注したほうがいいでしょう。

まとめ

だいたいこんな感じです。

  • 最初の一ヶ月が山場だけど、それは永遠に続かないよ!
  • 子供の成長はあっという間だよ! 見逃さないようにね!
  • 奥さまの愛情は子供に向いてしまうよ!(夫はおまけだよ!)

参考になれば幸いです。