5年前の自分への手紙
はてな匿名ダイアリーでこんな日記が注目を集めました。
5年前、この部屋で泣いていたわたしへ
https://anond.hatelabo.jp/20180322005204
とある卒業する女子大生?が自分の5年間(ダブった?)の大学生活を、昔の自分――入学直前で新生活におびえている自分宛ての手紙として総括した記事です。
5年かー、と思いましたね(笑)
私のほうもこの5年間で人生がくるっと変わりましたからね。触発されて、この5年間についてまとめてみようと思います。
ただ、さすがにおっさんが過去の自分に手紙を送るというのもキモいと思うので(笑)、そこは淡々と書いていきます。
約5年前というと、ちょうど大阪から東京に引っ越してきたときですね。
東京に引っ越してきた理由は以下の通り。
- 単純に、東京のほうが給料がいいから
- 大阪は(東京よりも)景気が悪かったから
- IT業界の中心は東京だから
大阪をスケールアップしたのが東京なので、東京のほうが面白いかな、と思った次第です。
そういう意味では、まさに上の記事の女子大生のように、新しい生活がうまくいくかどうか、びくびくしながらの船出でした。
仕事面については、引っ越しの選択は正しかったです。
- お給料はもくろみ通り上昇(いや、そんながっぽり上昇ではないですが)
- それほど忙しくない職場(こっちのほうが大事ですね!)
なんといいますか、実にありがたい環境でした。
唯一の誤算と言えば、仲のいい東京の友達が、私が引っ越してきた瞬間「名古屋に転勤する」と言って出て行ったことくらいでしょうか(笑)。おい! みたいな。
東京生活が板につき始めて、そうですね、だいたい一年後くらいでしょうか、そこから「婚活」を始めます。
婚活については、すごい分量いろいろ書けるのですが(笑)、今回は趣旨ではないので省略します。
婚活を開始できたのも、結局は「時間に余裕があるから」でして、あの職場には本当に感謝しております(そして、引っ越しを決断した自分の判断にも)。
婚活はだいたい1年半くらいかかったでしょうか、なんとか今の奥さまをゲットしました。
奥さまとのつきあいは以下の通りです。
- 出会ってから半年の交際後に結婚
- 一年後に奥さまご懐妊
- 今年に入って出産
という感じです。もう結婚してからはぐいぐいと前進しました。
こう振り返って見ると、この5年間いろいろありましたね。
- 転居
- 婚活
- 結婚
- 出産
たぶん、自分の人生でもっとも「何かが動いた5年間」だったなー、と思うわけです。
そして、その結果は最良と断言できます。
半分やけくそ気味に東京に来たわけですが、その判断と決断は正しかった。本当にそう思います。
現状に満足できないのなら「自分のとれるリスクの範囲で」いろいろ挑んでみるというのも大事なのではないでしょうか。もちろん、失敗の可能性もありますから、そこは一定の慎重さが必要ですけどね。
ちなみに奥さまの5年間はというと、シンガポール支社への異動が持ち上がった頃だそうです。
シンガポールでMBAでもとってキャリアに箔をつけ、さらにシンガポール男子をゲットしてやろうかと野心に燃えていたそうです。
ただ、(当時の)彼女にとって残念なことに、この話は直前で本社筋から差し止められて、なくなってしまいます。
意気消沈した奥さまは数年後に婚活を始める、というわけで、その半年後に私と出会います。
奥さまがシンガポールに行っていれば、あるいは、私が大阪を出ていなければ、二人は出会っていないわけで縁のめぐり合わせを感じさせますね。
そうそう、転勤していた友人も、5年ぶりに東京に復帰するそうです。
いやー、5年たつといろいろあるものですね(笑)。