おにメモ

SIerを辞めてフリーランスになったシステムエンジニアのブログ。

【スプラ2】スプラトゥーン2の武器流行史2(2017冬〜2018春)

スプラトゥーンのブキ流行を記録する第2回目です。

ZAP・ハイプレトゥーン

スシの特徴が削ぎ落とされたことで、注目を集めたのが「黒ZAP」です。

もともと黒ZAPは4確というのもあり、3確のスシに比べて圧倒的に対面が弱く「スシの劣化」などと言われていました。そのため、裏で少しずつアップデートをもらっていたんですが。

それが最後の「機動力の大幅向上」とスシの劣化が重なり、ついに環境ブキへと昇格します。

ZAPそのものと強さと、インクアーマーによる援護力。それは特に、当時、近づいていたスプラトゥーン甲子園と、その予選で強さを発揮します。

やっぱり固定チームだと、援護系のスペシャルは光ります。出場チームのシューターは軒並みスシからZAPに切り替わり、ZAPの強さが印象づけられました。

インクアーマーの他に、猛威を奮ったのは「ハイパープレッサー」です。

もともとは「8秒間の懲役刑」とか「撃つとビームしか打てなくなるからデスと同じ扱い」などと呼ばれていたハイプレも、ずいぶん前に攻撃範囲の拡大という大幅アップデートをもらい、無事に壊れていました。ただ、扱いが難しかったので、壊れた直後はまだユーザーが扱いきれなくて、まだ微妙スペシャル扱いでした。

それが習熟度も上がり、「これ壊れてんじゃん。イカ研の頭は大丈夫か」と認知され始めたのがこの頃です。

で、ZAPに弱体化が入りました。インクアーマーの必要スペシャル量が大幅に上昇。

一方、ハイプレにはお咎めなし。これはみんな驚きました。

厳密には「発動時間の(若干の)弱体化」という微妙な弱体化が入りましたが、むしろ拘束時間が短くなるという視点もあるので、これはこれでいいんじゃね? という意見まである始末でした。

ホッブラ・ハイプレトゥーン

というわけで、ハイプレトゥーンは終わらず継続となります。

特にこの影響を受けたのは「バレルスピナー」です。塗れるブキなのに加えて、サブのスプリンクラーも塗れるので、すごい勢いでハイプレを連射できるんですね。

一方、ブキとしてはシューターの2枚看板であるスシとZAPが弱体化されたため、シューター全体の評価が下落します。そこで注目を集めたのが「ホットブラスター」です。

発射後の硬直時間の短縮と、足元の塗り強化。

もともと強化の必要がないと見られていた安定ブキである「ホットブラスター」がアメフラシ同様の謎アップデートをもらいます。告知を見て「イカ研の頭は大丈夫か」とみんな心配したものでしたが、その悪い予感は的中してしまいます。

やっぱりイカ研、ぶっ壊していました。

お手軽パンパンプレイでお手軽にキルがとれるので大人気に。シューターの没落によって、ブラスタトゥーンがここに始まります。

乱世トゥーン

で、ここで2018春のアップデートが行われます。

まずハイプレが弱体化を受けます。ダメージが(微妙に)減らされてしまいました。ただ、相変わらず使えるスペシャルではあり、いまだに存在感を発揮しています。

一方、再びジェットパックが台頭してきました。

一度は懲役刑を食らった初期の最強スペシャル。少しずつアップデートをもらい、ハイリスク&ハイリターンな使い手を選ぶ、しかし、打開力に優れたスペシャルになって帰ってきました。

ジェッパへの再評価から、スシコラが再び強力なブキとして注目を集めています。

で、一方のブキですが、この流れの結果、今は各ブキがまんべんなく使われる「環境としては非常にいい状態」になりました。ホットブラスターの強化の他にも

  • マニューバ=当たり判定の増大
  • バケツ=硬直時間の短縮

により、わりと多くのブキ種が、それなりに強いブキを1種2種もっている状態になっています。よって、いろいろなブキ種が使われるようになっています。

「え、イカ研って意外といい調整するんじゃない!?」という意見が増えてきましたね。最近はスプラトゥーン2と言っても差し支えない状況のようです。

まあ、塗りが存在意義のスプリンクラーの塗りを弱体化して産廃化したりして「え、大丈夫?」という感じはまだあるんですけど(笑)。

やっと土台ができてきた感じなので、これからはまだ弱いままのマイナーブキを拾い上げる上昇アップデートを期待したいですね。