【スプラ2】スプラトゥーン2の武器流行史1(発売〜2017秋)
最初期こそ「これスプラトゥーン0.5じゃん。退化してるじゃん」と大不評だったスプラトゥーン2も、だいたい1年近いアップデートを積み重ね、「なかなか武器バランスいいんじゃね?」「スプラ2と言ってもいいかもしれない」などと言われるくらいにはなってきました。
というわけで、過去どんな感じに「○ ○トゥーン」だったのかをここにまとめておこうと思います。
ヒッセンジェッパトゥーン
初期に暴れまくっていたのはヒッセンとスシコラでした。
ヒッセン
- ガバエイムでも簡単にキルが取れる広範囲攻撃
スシコラ
- ブレが少なく3確でキルがとれる最強の連射ブキ
- 最強のサブウェポン
- 最強のスペシャル・ジェットパック
特にスシコラはあまりの最強づくしに「開発担当のイカ研の頭は大丈夫か」と心配されたものです。
当時のジェットパックで頭おかしいと思ったのは、「真下に吹き出しているジェットですら振れた瞬間に一撃死した」ことです。おかげで全く近づけず、打たれ放題になります。
ただ、当時は「ヒッセンとスシコラが強い」というより、「他の武器が弱すぎて、この普通に強いレベルの2種類が突出している」感じでしたね。
暴れまくった結果、
- ヒッセンは射程を大幅に縮められる
- ジェッパの弱体化
- 確一ジェットのダメージが大幅に削減
- ジェットパックの攻撃範囲の大幅弱体
- ジェットパック発動者の当たり判定が大幅に拡大
という懲役刑を喰らいます。特にジェッパの見る影のない弱体化は「もう使うんじゃねーぞ」レベルであり、その撃墜のされやすさから「空飛ぶ棺桶」と呼ばれる有様です。極端な調整に「イカ研の頭は大丈夫か」と心配されたものであります。
金玉トゥーン
ヒッセンとジェッパが天に召され、次に台頭したのは「イカスフィア」でした。
当初スフィアの耐久力があまりにもしょぼすぎてあっさり割られていたため、まさに「地を這う棺桶」状態でした。あまりのゴミSPっぷりにイカ研が怒りの大幅アップデートを行います。
耐久度の大幅増加と、爆発範囲の大幅拡大です。
ただ、やりすぎました(笑)。
どれくらい壊れていたかというと「イカスフィアが爆発したらとりあえず周りのイカは死ぬレベル」でした。頭おかしかったですね(笑)。
とにかくイカスフィアを回転させればいい、それが勝利の最適解でした。そのため、最適だったのが「金モデラー」。塗り特化のメイン+サブのスプリンクラーによる驚異的な塗り力で、もりもりとスペシャルのイカスフィアを連射します。
確か、スプラトゥーン甲子園の地区予選で「金モデラー4枚」という公式を挑発するかのような編成が優勝をかっさらったのもこの頃です。
公式大会で赤っ恥をかかされたイカ研は、ついに弱体化を行います。イカスフィアについてはまろやかな調整をおこなったのですが、あわせて金モデラーの塗りを大幅に弱体化します。
これは衝撃的でしたね。
塗りが存在意義のブキで、まさかウリの塗りを弱くする。極端な調整に「イカ研の頭は大丈夫か」と心配されたものであります。
アメフラシ・クイボチャクチトゥーン
イカスフィアが弱体化したことで、次に注目を集めたスペシャルは「アメフラシ」でした。
当初からアメフラシが弱いなんて誰も思っていなかったのですが、なぜか範囲拡大という強化アップデートをもらい無事に壊れてしまいました。「イカ研の頭は大丈夫か」と心配されたものであります。
当時のアメフラシはかなり塗りが強く、アメフラシの中央で捕まったり、うっかり逃げる方向を見誤ると確実に死ぬレベルの強さでした。
また、スーパーチャクチも上昇アップデートを受けました。爆風の攻撃範囲が広がったんですね。よって、チャクチの爆風でHPを削り、直後にクイボを投げてキルを取るというコンボが流行りました。
チャクチ+クイボのブキは?
そう、スプラシューター、通称スシですね。おまけに、少しサブ効率のギアを積めば、クイボ3連発が可能で、3発叩き込めば直撃させなくてもキルを取れます。
チャクチドーン! クイボポイポイポイトゥーン
なんて言われました。
その後、やぱり見直しが入ります。クイボ3連のギア構成はかなり重くされてしまい、アメフラシも塗りが弱くなりました。