【グルメ】100時間かけて作ったカレー? それ旨すぎじゃね? 100時間カレーを食べてきた
カレー=煮込めば煮込むほどおいしい。
それは日本人の遺伝レベルにまで刷り込まれた信仰です。
何日も火をかけて熟成させましたよー、と言われたら、無意識レベルのうちに「きっとおいしいに違いない!」と思ってしまいます。
そんな胸に秘めた弱点を一突きするナイスなネーミングのカレー屋があります。
やって参りましたのは、武蔵小杉のグランツリー1Fにあるその名も「100時間カレー」。
100時間!
調理時間が直球で投げ込まれてくる、この迫力。味に対する期待が湧き上がり、好奇心の上昇が止まりません。それはぜひ食べてみたい! と心を鷲掴みにされたので、入店を決めました。
ルーは6種類から選べる
写真の通り、ルーにはいくつか選択肢があります。
- 100時間カレー(普通)
- 100時間カレー(中辛)
- 100時間カレー(辛)
- バターチキン
- キーマ(辛)
- 100時間ハヤシ
これらの中から1つをチョイスして食べるわけですが、どれを食べるか目移りしてしまいます。
ですが心配ありません。
そんなよくばりさんのために、ハーフ&ハーフという選択肢があります。真ん中に盛った御飯を壁として、その左右に2種類のカレーをよそうスタイルです。
2種類のルーが同時に味わえると。
ただ、注意があります。
私>じゃあ、100時間カレー(普通)と100時間カレー(辛)のハーフ&ハーフをください
店員さん>100時間カレーの3種類はテーブルにあるスパイスで調整できますから、100時間カレー系と他のルーで組み合わせたほうがいいですよ。
とのことでした。
というわけで、オーダー
私は以下のセットを注文しました。
注文内容はハーフ&ハーフで
- キーマ(辛)
- 100時間カレー(普通)
- トッピングでソーセージ
一方、奥さまの注文は以下の通り。
- バターチキン
- 100時間カレー(辛)
- トッピングでマンゴー
奥さまと適当にシェアしながら、食べてみました。
辛さと味はどうなの?
(特に辛さ耐性のない)私による各カレーの辛さに対する感想としては、こんな印象でした。
100時間カレー(辛)>キーマカレー(辛)>100時間カレー(普通)>バターチキン
面白いのは100時間カレー(辛)とキーマカレーは両方とも辛いのですが、辛さの質が違うことですね。
100時間カレーの辛さは単純に辛いのですが、キーマカレーの辛さはスパイスの風味を強く含んでいて深みがあります。個人的にはキーマカレーの辛さのほうが奥深くて好きですね。
辛さ耐性のない私には100時間カレー(辛)は一口でも結構なダメージを喰らいましたが、ハイレベルな辛さ耐性を持ち合わせている奥さまだと
奥さま>え? 辛い? 足りないけど?
と言ってテーブルのスパイスをさらに振って「辛」から「激辛」へと進化させていました。
一般人の私としては辛口は走りすぎている感じがして、かといって、普通は物足りなかったので、次は中辛に挑戦してみようかと思います。
100時間カレー自体の、辛さをのぞいた味の感想は
「なかなかおいしい」です。
カレーとしてしっかりした味がついているので、別に辛さに頼らなくても、普通に「旨い」です。
今度はハーフ&ハーフではなくて、普通にお皿一杯ぶんの100時間カレーをがっつり食べてみたいですね。